GOING-UP特別興行

2018年12月1日（土）
18：30開場／19：00開始
会場：東京・新木場1stRING
観衆：177名

▼第1試合 新木場闘会始
シングルマッチ 30分1本勝負
○翔太（7分8秒 シャープシューター）●室田渓人

デビュー1周年を迎える室田、節目の相手はかつてプロレスを教わっていた翔太。突っ込んでくる翔太をボディスラムで投げた室田はモンゴリアンチョップや倒れ込み式ダイビング・ヘッドバットを見せる。逆エビ固めを丸め込みで切り返す翔太、二度目は脚力で切り返しエビ固めの応酬。そこからシャープシューターに繋いだ翔太が貫禄勝ち。

▼第2試合 中高年ベテランタッグvsアライヴァル
タッグマッチ 30分1本勝負
○黒田哲広＆渡辺宏志（7分52秒 片エビ固め）塚本拓海＆●スーパー・ドクター・秀
※ラリアット

ドクターはロープ際で黒田を診察するが、ノーリアクションでチョーク攻撃。黒田の哲っちゃんカッターが塚本に、渡辺の塾長ドライバーがドクターに炸裂するが、塚本のトラースキックからドクターが渡辺に投薬。動けなくなった渡辺を尻目に黒田にも投薬を試みるがあえなく同士討ち。孤立したドクターに黒田のラリアットが決まって決着。

▼第3試合 熱波連合軍vsアライヴァル
6人タッグマッチ 30分1本勝負
○マスクドミステリー＆松田慶三＆YUJI KITO（12分30秒 体固め）松崎和彦＆木村太輔＆●秀・オブ・ザ・イルミナティ
※チョークスラム

ミステリー＆熱波軍のエール中に奇襲攻撃を仕掛けたアライヴァル。KITOはイルミナティのマスク剥ぎに成功するが、もう一枚かぶっていたため正体はわからずじまい。捕まる展開が多かったミステリーだが、慶三とKITOがフォロー。イルミナトーンボムを自爆させると慶三とKITOの合体ネックブリーカー、最後はミステリーのチョークスラム。

▼第4試合 SHINKIBA MEGA BATTLE
シングルマッチ 30分1本勝負
○原学（9分44秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド）●飯塚優

原学がGOING-UPマット初登場。飯塚とサブミッションの凌ぎ合い、膝十字固めの前には顔をしかめながらロープに手を伸ばす。ドロップキックから打撃を打ち込む飯塚だが、大振りの一撃を飛びつき腕十字で切り返した原。バックを取った原に逆襲のニール閃を放った飯塚だが、かわした原が投げっぱなしからミドル、ジャーマンと繋ぎ勝利。

▼第5試合 スペシャルシングルマッチ
シングルマッチ 30分1本勝負
○TORU（11分31秒 片エビ固め）●井土徹也
※垂直落下式ブレーンバスター

ガッツワールド時代からの常連だったTORU、関西インディーの大物を相手に井土は不敵に挑発。怒ったTORUは倍以上の返礼、場外でパイプ椅子を使い井土の背中を強打。ドロップキックから反撃する井土、フィッシャーマンは決めるがジャーマンでは投げられず、逆にドロップキックからDガイスト、後頭部へのニー、垂直落下とたたみかけたTORUが勝利。試合後「酒が呑めるようになったらまたやろうや」と井土に告げた。

▼第6試合 新時代エースタッグvs６６６
タッグマッチ 45分1本勝負
○兼平大介＆大谷譲二（13分10秒 片エビ固め）忍＆●竹田光珠
※strike of the knee

意外にも666タッグの奇襲攻撃で始まったセミファイナル、怖いモードの忍は譲二に対し序盤から直下式ブレーンバスターを繰り出す。なんとか兼平に繋いだ譲二、連携を駆使して攻める兼平だが忍のSEXボンバー、光珠のジャーマンを食らいピンチに。譲二にケブラーダを放ち分断する忍、膝を叩き込み逆襲した兼平はバックドロップからstrike of the kneeに繋ぎ光珠から3カウントを奪って勝利。

▼第7試合 CCW認定カナディアン・ヘビー級選手権試合
シングルマッチ 60分1本勝負
○〈挑戦者〉ガッツ石島（18分1秒 片エビ固め）●〈王者〉藤原秀旺
※フェイスバスター。藤原秀旺が4度目の防衛戦に失敗、ガッツ石島が第8代王者となる。

アライヴァル勢を連れて登場した秀旺、コール時に場内から大量の紙テープが舞う。パワーで押す石島は場外の秀旺に向かってエプロンを走るプランチャを初公開。セコンドを巧みに使い凶器攻撃で攻める秀旺、雪崩式で決めた100％メロ～ンジュースだがカウント2。ムーンサルトをかわした石島、ラリアットからゴーストバスターを連発し最後はフェイスバスター。見事GOING-UPに初のベルトをもたらした。

ベルトを腰に巻いた石島をミステリーが肩車。マイクを握った石島は「藤原秀旺！これで終わりじゃないぞ！」と抗争の継続、そして「これからGOING-UPはインディー界の『世直し』をする！」と宣言。最後は「新木場ゴーイングアップ！う～、世直し！」で締めた。