パワフルタッグリーグ☆2019決勝戦

2019年4月19日（金）
17：30開場／18：30開始
会場：神奈川・新百合トゥエンティワンホール
観衆：233名

▼第1試合 夜空に輝く白虎の魂
シングルマッチ 15分1本勝負
○伊東優作（5分18秒 エビ固め）●メガスターマン
※煩悩ドライバー

後楽園ホール大会以来突如復活したメガスターマン。優作がリーグ戦のうさ晴らしをするように打撃を叩き込んでいくが、セカンドロープに固定した優作にコーナーからギロチンドロップを放っていくメガスターマン。だがアピールが先行するメガスターマンに優作はブレーンバスターから煩悩ドライバーとたたみかけてカウント3。

▼第2試合 我闘雲舞提供試合～さくら咲くつぼみ達～
タッグマッチ 20分1本勝負
○水森由菜＆紺乃美鶴（10分18秒 片エビ固め）里歩＆●駿河メイ
※モン鶴プレス（紺乃を踏み台にした水森のボディプレス）

里歩は2019年初のHEAT-UP登場。だがアジアドリームタッグ新王者となった水森の勢いに弾き飛ばされ、紺乃も加わった「H（平成）」の人文字に加えられてしまう。奮闘するメイに導かれるように里歩もエースの意地を見せるが、最後はメイが紺乃のセカイバレーから水森＆紺乃の合体攻撃であるモン鶴プレスを浴びて3カウント。

▼第3試合 パワフルタッグスペシャル☆
3WAYタッグマッチ 30分1本勝負
○ヒデ久保田＆定アキラ（8分1秒 外道クラッチ）SAGAT＆●中野貴人
※もう1チームは渡辺宏志＆黒田哲広。

最高塾とBASARA軍が結託しスモーキーを攻める。黒田の鉄柱足殺しを目前でオマージュするBASARA軍に「真似するな！」と文句を言う最高塾。黒田のラリアットをモロに食った中野、アキラが渡辺をスパインバスターで排除しツープラトンのサイドキックから外道クラッチで中野を丸め込んだスモーキーズの勝利。ヒデは他のチームへの抹殺宣言をして去っていった。

▼第4試合 HEAT-UP世界対戦～熱き血潮に～
イリミネーションマッチ 30分
レッドイーグル＆○マッド・ドック・マックス＆ジェフマン＆ケビンマン（10分41秒 オーバー・ザ・トップロープ）KAMIKAZE＆●井土徹也＆飯塚優＆室田渓人
※マッドの一人残り勝ち。オーバー・ザ・トップロープルール採用。

退場順（時間はマラソンタイム）
1○ジェフ＆ケビン（5分20秒 OTR）●飯塚
2○井土（7分16秒 OTR）●ジェフ＆●ケビン
3○イーグル（8分31秒 OTR）●KAMIKAZE
4○室田（8分43秒 横入り式エビ固め）●イーグル
5○マッド（9分38秒 片エビ固め）●室田
※リバースDDT

CTWとイギリス、香港連合軍が日本國覚醒連合＆コマンドヤンキーズと対戦。ジェフとケビンが失格し優位に立った日本勢、イーグルを攻めるがまさかのKAMIKAZE失格。しかしやたら多国籍勢にいちゃもんをつけていた室田がイーグルを丸めこみ再び優位に立つ日本勢。ところがここでマッドが奮起、室田と井土から勝利し多国籍勢を逆転勝利へと導いた。

▼第5試合 CTW選手権試合
シングルマッチ 60分1本勝負
○<挑戦者>レオロッシ（13分38秒 片エビ固め）●TAMURA<王者>
※BANKRUPCY。TAMURAが2度目の防衛に失敗、レオロッシが第3代王者となる。

大柄のレオロッシはヒールの佇まい、観客を味方につけた人気者モードのTAMURAを前にするが完全アウェーの中堂々とした戦いを見せる。TAMURAが月面水爆を繰り出そうとするが、村杉レフェリーを使って不発にさせるロッシ。最後もレフェリーのブラインドを突いてローブローからビッグブーツ、全身をマットに叩きつけるBANKRUPCYに繋いでカウント3。突然の王座交代劇に唖然とした館内だった。

▼第6試合 パワフルタッグリーグ☆2019決勝戦
タッグマッチ 時間無制限1本勝負
兼平大介＆○大谷譲二（25分42秒 片エビ固め）●松田慶三＆YUJI KITO
※スライディングD。ヤマネコ宅急便が優勝。

ヤマネコの入場時にはこの日最高の紙テープが舞う。熱波軍は新百合で熱波エールを初披露し観客の支持を得る。ヤマネコお届けや譲二のチョップで先手を取ったヤマネコだが、KITOのカットをきっかけに譲二がロンリーバトルを強いられる。慶三の大技攻勢を耐えた譲二は近藤譲りのピョン吉スプラッシュ、切り札の腕極めノーザンをクリアされるが2度目のスライディングDを叩き込み慶三から3カウント。
栄冠を勝ち取ったヤマネコ宅急便、TAMURAを呼び込みタッグ王座への挑戦を宣言。「横文字おじさん」と化したTAMURAはたどたどしい英語でこれを受諾、5月19日同会場でのタイトルマッチ実現が見えてきた。