世界のTMR生誕祭

日時：2019年2月2日（土）
18：30開場／19：00開始
東京・王子BASEMENT MON☆STAR
観衆：98名

▼第1試合 SSC＆ヒートアップヒーローズ王子に参上！
6人タッグマッチ 20分1本勝負
プリンス・カワサキ＆○イナダマン＆鈴木悟（8分51秒 片エビ固め）渡辺宏志＆マスクドミステリー＆●室田渓人
※イナダボンバー

鈴木悟が王子のリングに初登場、選手代表挨拶を行ったプリンス＆イナダマンとトリオを結成。「同じマスクなのになんで俺だけ違うコーナーなんだ！？」と文句を言うミステリー、とばっちりを食ってしまうプリンスが攻め込まれる。悟の大立ち回りから反撃したヒーローズ、室田をロープ側に追い込んだ悟のSSCからジャンピング・ニー。プリンスがプランチャで分断する間にイナダマンがWA4からイナダボンバーを叩き込み室田を仕留めた。

▼第2試合 喧嘩上等～ヒートアップ版仁義なき闘い～
シングルマッチ 30分1本勝負
○伊東優作（6分48秒 エビ固め）●定アキラ
※スパインバスター狙いを丸め込む

ゴングが鳴ると同時にリング中央で互いにケンカキックを叩き込む両者、ゴツゴツとしたしばき合いが続く中場外戦から腕を攻めるアキラが優位に立つ。DDTで反撃した優作は閃光魔術、PKへ。アキラは投げっぱなしノーザンを2発からリング中央でしばき合い再び。拳を叩き込んだ優作、鬼丸をかわしたアキラは側頭部へのトラースキック。ダウン状態に陥る優作だが、アキラのスパインバスターを回転エビの要領で丸め込みカウント3。

▼第3試合 NO BATTLE NO FUTURE
タッグマッチ 30分1本勝負
飯塚優＆○井土徹也（10分38秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド）佐山駿介＆●鷲田周平

佐山と鷲田は初タッグながら代わる代わる井土にキックを打ち込んでいくなど息の合った所を見せる。飯塚は佐山を攻めるが、体格差のある鷲田のキチンシンクに大きく吹っ飛ぶ。井土も最近使いはじめたミドルを鷲田に叩き込むが、バックドロップでお返しされ佐山＆鷲田の合体攻撃を食らう。ピンチに陥る井土だが、トラースキックからフィッシャーマンズ・バスター、ジャーマンの波状攻撃で鷲田から勝利。

▼第4試合 Road to WORLD！
タッグマッチ 30分1本勝負
兼平大介＆○大谷譲二（10分14秒 片エビ固め）バリヤンアッキ＆●ニック
※スライディングD

兼平＆譲二がタッグリーグ戦に向けて合体攻撃の試し打ち、譲二を背負って放つ兼平のボディプレスは小柄なニックに大きなダメージを与える。同時に放つトペ・コンヒーロで場内をあっと言わせたアッキ＆ニック、Crescent moonを狙ったアッキだが兼平のバックドロップ、譲二のミサイルキックが許さず。アッキの横流れブレーンバスターからニックのストゥーカ・スプラッシュで譲二が追い込まれるが、連携からニックに兼平のバックドロップ、譲二のみちドラⅡ、スライディングDが決まりカウント3。

試合後、室田渓人が乱入、パワフルタッグリーグ戦でXとされていたパートナーを連れてきたと言い放つ。入ってきたのはKAMIKAZE、チーム名を「日本国覚醒連合」としエントリーされることに。伊東優作、定アキラ、渡辺宏志、井土徹也、飯塚優も次々にアピールしていく。兼平と譲二がどう締めるかに注目されたが、結局優作が「終わり！」と強引にこのアピール合戦を締めた。

▼第5試合 CTW選手権試合
シングルマッチ 60分1本勝負
○〈王者〉TAMURA（17分52秒 HEATクラッチ）●大和ヒロシ〈挑戦者〉
※TAMURAが初防衛に成功。

日本で初となるCTW選手権。フライング・クロスチョップを炸裂させた大和は背中、喉元、腰へと「X」攻撃を多用し先制。腕への攻撃で反撃するTAMURAはナガタロックⅢ、腹固め、アームブリーカー。ミサイルキックからプランチャで舞った大和、スパイダーフロントスープレックスを仕掛けるがTAMURAが腹部へのフットスタンプで阻止。直後のミサイルキックを阻止して投げたが、直後のクロスボディをドロップキックで迎撃される。スライディングXには腕で「T」を作り対抗したTAMURA、丸め込みの応酬から大技で勝負に出た大和をHEATクラッチで固めて初防衛に成功。

千葉の海苔をポルトガルで広める大和の願いを粉砕したTAMURAだったが、自分で海苔を持っていくことを宣言。機会を見て一緒にポルトガルに行こうと言う提案に大和も賛同。大和の歌に対抗するTAMURAは「かつてカラオケで一番いい得点を出した曲」美川憲一の「さそり座の女」を熱唱、館内の反応は言うまでもない。上機嫌と羞恥心の入り混じる中、久しぶりにTAMURAが「王子、ヒートアップ！」で締めた。