近藤“ド根性”洋史が10月のとどろきアリーナ大会にて引退/HEAT-UP記者会見③

2018.06.29

近藤“ド根性”洋史が10月のとどろきアリーナ大会にて引退

近藤“ド根性”洋史が10月31日(水)開催のとどろきアリーナ大会を以て引退する事を発表した。

その理由としては持病として抱えるメニエール病による体調の悪化を主な原因として挙げ、そのような体調不良から今後の現役続行についてもネガティブな考えを抱き続けてしまいそうになったからだと語る。

体調が回復するまでの休業ではなく、引退という道を選んだことについてなど本人のコメントは以下のとおり。

「僕は、お客さんが10名であろうが100名であろうが、数千名だろうが、どの会場でもとにかく死ぬ気で全力でやるというのがモットーなんです。休業という形を取らなかった理由として、自分としては“やるかやらないか”の二択というか、それがド根性スタイルなんです。病気のことを考えてネガティブな気持ちになると、選手生活を続けるために力をセーブすることを考えてしまう。それは“心技体すべて全力で”という僕のモットーに反するので、どうしても限界というものを考えてしまうんです。僕の中で弱気になってくると、ここが一区切りなのかなと。“休業”ではなく、ちゃんとした形で自分の最期を決めたいという考えがよぎったので“引退”という考えに至りました。」

近藤からのコメントを受けて、HEAT-UP代表・田村和宏は以下のように語った。

「前から近藤選手から相談は受けていたんですけど、我々もビッグマッチが続いていて休まるところが無かったんです。近藤選手の今後の人生についてのこともありますし、近藤選手の気持ちも踏まえて『10月31日のとどろきアリーナ大会まではド根性で行ってくれ!』ということで、10月31日まで頑張ってもらうことになりましたので、応援をよろしくお願いします。」

また近藤は引退後の活動についても
「リングを降りたからと言って『じゃあ僕はもうHEAT-UPの人間じゃないんで関係ないね』っていうのは無いと思うので、なにかしらの形で僕の力を必要としていただけるのであれば、貢献できることはあると思っています。まずは一区切りして、まずは目眩とか病気のこともあるので、身体を落ち着かせてから今後のことを考えようと思っています」と話した。

とどろきアリーナ大会までの引退ロードの中で戦いたい相手としては師匠の田村和宏、共にHEAT-UPの看板を支え続けた盟友であり現HEAT-UPユニバーサル王者である兼平大介との対戦を希望した。

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