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HEAT-UP in 「プロレスを通じた体力作り」最終回に”灼熱の伝道師”田村和宏代表が登場!
2016.05.26
「プロレスを通じた体力作り」最終回に”灼熱の伝道師”田村和宏代表が登場!総人数約60名の生徒の元気と笑顔が田村先生のやる気に火を点けた!
HEAT-UPとNPO法人高津総合型スポーツクラブSELF様による「地域の寺子屋」2016年5月テーマ「プロレスを通じた体力作り」シリーズ。
最終回となった5月25日には”灼熱の伝道師”HEAT-UP代表田村和宏が講師となった。当日夕方には全日本プロレス後楽園ホール大会に出場するというタイトなスケジュールの中、元気な小学2年生から5年生約60名の生徒たちに熱い指導。子どもたちの笑顔をパワーに変え、とどろきアリーナへの道をまた一歩前進した。
準備運動の時から「声を出すこと」と言う田村先生。生徒たちはこれに応え、大きな声を出して号令についていく。
この反応に何かを掴んだのか、田村先生の表情が和らぐ。列を作る際も5年生、4年生という上級生を積極的に前方に出しリーダーシップを出させる。
特にこの上級生たちは5月度の寺子屋に連続して参加していることもありコツを掴んでいるようだ。
アジリティからのダッシュ。最初は両手を挙げる、横に広げるという簡単なものから徐々にレベルを上げる。バタ足や腿上げからのダッシュの際には「もっと早く!」「もっと足を上げて!」と笑顔を絶やさずに指揮する田村先生。
同行したてっしー手島レフェリーもそれに呼応するかのように生徒たちの前で足を動かす。最後になってしまった一人の生徒、てっしーはその生徒をアシストするかのようについていく。腕立て伏せからのダッシュ、田村先生は「近ちゃん(近藤“ド根性”洋史)と(渡辺)宏志さんのやり方ををミックスさせてみよう」と考えていた。
生徒たちはちゃんと指導に従って走り回る。
休憩後はマット運動と馬跳びのミックス。スタート時に前転、跳び箱の一段目を使って飛び越させてダッシュ。指定のポイントをターンさせ跳び箱→前転をさせて次の生徒にタッチ、これを繰り返させる。「しっかりルールを守ること、守れない場合はビリにします」と指導者の言葉を聞かせる事の大事さ、「一番のチーム以外は腕立て伏せ10回!」と競争心を養っていく。
きちんとルールを守る生徒が大半だったが、中には最後の前転を忘れてタッチする生徒もちらほら。すると若干ではあるが田村先生の表情が厳しくなっていく。てっしーは生徒に混じって笑顔を絶やさず走る。ルールを守る事を体を張って生徒に見せていく、その効果は大きく最終の競争ではほぼ全員が全てをやり遂げていた。
加えて競技をする生徒を大きな声で応援する待機中の生徒たち。学年も違いこれまで合う機会も少ないであろうが、生徒たちの中には絆が芽生えていたのである。
「先生はこれから試合をしてきます。」終わりの挨拶で田村先生が言うと生徒たちは興味津々。「見に行かれないの?」と言う生徒、「もちろん見に来てください。
ただ、今日だけじゃなく先生はもっと大きな大会(=とどろきアリーナ)でも試合をしますので、その時にも来てくれたら嬉しいです!」と田村先生。
記念撮影の後はサイン責めにあう田村先生、時間は限られていたものの生徒たちの差し出すノート等に快くサインを記していた。
表情が厳しくなった理由について田村先生は「遊ばせているだけではいけないんです。指導者はそういう点をしっかりしなきゃいけない。(道場での)ミットクラスでそれを学んでいましたからね。」と話した。指導者といえど学ぶことは大きい。田村先生は約60名の生徒たちをしっかりやり遂げた。
これで「地域の寺子屋」2016年5月度の講義は終了となったが、また機会があればやってみたいと口々に言うHEAT-UPメンバー。
特に田村先生は「子どもさんと触れ合う事は大事です」と語る。いずれまた生徒たちと出会う機会ができたら、より一層元気を分け与えてくれることであろう。ありがとうございました。