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藤波選手王座返上&1/23王子大会より新王者決定戦(ドラゴンカップ)開催!
2022.01.10
1月9日(日)13時より巣鴨・闘道館にて、藤波辰爾選手よりヒートアップHEAT-UPユニバーサル&PWLワールド王座二冠のベルト返上と新王座決定戦(ドラゴンカップ)の発表を行った。
藤波辰爾
「お話しがありましたように、僕が今保持している二冠のベルトを返上させて頂きます。と、言いますのも後ろ向きな返上ではなくて、自分がこのベルトにかける意気込み、TAMURA君から自分が指名をされて挑戦させて頂き、僕がベルトを巻く。67歳にしてこのベルトを巻いて初防衛にも成功してたのですが、この機において、果たして僕がこのままベルトを所持して防衛戦って言うなんか一つ一つ区切りにして、なんかそういう短期的なそういう思いじゃなくて、僕はこの時を置いて今68になりましたが、とにかく自分がいまこのベルトに物凄く息を吹き込んだって言うか、魂を吹き込んだって言うかこれだけの愛着のあるベルトを自分がいまこの歳で巻いたって言うのを、この機において、先にこのベルトを、また皆さんで争ってもらうって言う、要するに発展的な部分で、これから若い選手が僕が返上したこの2本のベルトを、僕の魂の入ったこのベルトを、どう言う風に争って行くかそっちの方に僕は賭けてみたいなぁって思う。それだけ僕の方が、ヒートアップさんにチャンスを頂いたこのベルトを、長く自分が思いを持って携わっていけるんじゃないかなぁって自分は感じました。
それにはこれからちょっと自分の形になる物をね、このベルトの上に一つ掲げると言う一つの案もあります。とにかく今日の会見においては、自分がベルトを巻いていると言う、自分は今このベルトの保持者ではありますが。でも、このベルトの管理下って言うのはヒートアップさんにある訳ですから、今日はTAMURA君にもご同席頂いてね、その経緯を伝えて了承して頂いたのでこう言う会見となりました。よろしくお願い致します。」
TAMURA
「藤波さんの方からベルト返上のお話しを頂きました。残念と思うのですが、藤波さんの方から長くこのヒートアップに関わって行きたいと言うお話しを頂きまして、こんなにありがたいお話しはないなと。で、私も藤波さんのデビュー50周年記念イヤーにシングルを2回もやらせて頂いて、しかも話題が藤波さんの方から広がって、本当に感謝しております。更に「発展」と言う言葉を頂きましたので、ベルト返上を了承致しました。今後のヒートアップを更にステップアップできるように頑張っていきたいと思います。」
元王者・藤波辰爾選手より次期王座決定戦についてHEAT-UP代表、ドラディション代表を決め争うドラゴンカップ開催を発表した。1月23日HEAT-UP王子大会で、ドラディション代表決定戦長井満也 vs LEONA、HEAT-UP代表決定戦TAMURA vs 兼平大介を行い、勝者同士が2月3日HEAT-UP旗揚げ9周年記念興行北沢タウンホール大会にて、対戦し勝者が新二冠王者となる。
藤波辰爾
「自分が独占して決めさせて頂きました、LEONAと長井君をドラディション代表として出します。この2人で勝った選手とHEAT-UPさんの代表者と闘ってもらいたい。」
TAMURA
「ただ単にトーナメントをやるだけではなく、ドラディション代表とHEAT-UP代表で決定戦をやるのは非常に面白いアイディアだと思います。HEAT-UPとして今年ワンステップ上がるって言うのがスローガンなので、ドラディション超えをここで見せたい。」
長井満也選手、LEONA選手、兼平大介選手がステージに登壇。
LEONA
「今回、HEAT-UP二冠王座がこう言う形になったと聞いて、自分もデビューして7年、8年とキャリアを積んでいく中でチャンピオンベルトというものにずっと恋焦がれてやってきています。そう言った部分で自分の中でもこれをチャンスと捉えて、そしてドラディションとHEAT-UPの団体の意地もかけて闘いたいと思います。そして、この二つのベルトを自分の腰に巻く事ができたら、自分にとっても2022年最高のスタートが切れるんじゃないかなぁと思います。気合いを入れて頑張ります。」
長井満也
「やるからには勝ちます。以上です。」
TAMURA
「兼平とやるのは約2年振りになります。彼も非常に成長していると思うので、久しぶりに手を合わせるのは非常に楽しみです。そしてその先にある、ドラディションを見ています。LEONA君でも長井選手でも非常にシングルをやるのを楽しみにしています。」
兼平大介
「ここにいるメンバーの中で一番2022年ヒートアップを、引っ張るのはこの俺だと思っているので、藤波さんの魂が入ったこのベルトを、必ず俺が巻きたいと思います。以上です。」
藤波辰爾
「全選手のコメントを聞いて非常に楽しく頼もしく思います。自分がこのベルトを、返上したって事を単なる僕がこのベルトを所持したまま、勝ち逃げすると言う軽い気持ちではありません。自分が先を見た上での返上であって、HEAT-UPとドラディションの中でこのベルトがとどまることなく、自分が関わった以上は、どう言う風な大きな波を起こすかが楽しみなので、是非期待して下さい。」
記者からの質疑応答
―対戦する選手の印象を教えてください。
LEONA
「記憶の中では一度北海道でシングルをさせて頂いて、その時はまだまだ自信も実力も追いついてない中でやったシングルだと記憶しています。その時に蹴りであったり、関節、投げ、一つ一つ自分の身体の中にグッと染み込む痛みとかダメージがあったと記憶しています。それから自分も色んな経験をして、少しずつ変わってきている、色んな物が変わったと思うので、自信を持って闘いたいと思います。」
長井満也
「この間全日本プロレスの最強タッグでチームを組んで、彼の成長を目の前で見ていますので、対戦もすごく楽しみにしています。ですが、今回は私が勝ってチャンピオンとなり、私がベルトを返上して、次にLEONA君にチャンピオンになってもらいたいと思ってます。」
兼平大介
「過去、僕はTAMURAさんに一度も勝った事がないのですが、こう言う勝負所のTAMURAさんは結構怖いと言うか、色んな策を考えてくるので注意したいなと思うのですが、でも今回に関しては、見ている目線が僕の方がずっと上だなと思っているなので、このトーナメントは必ず僕が勝ちます。」
TAMURA
「兼平とは合同練習とかでいつもやっているんで、実力は認めます。ただ、僕のプロレスキャリアと去年、藤波さんと2回シングルをやって、藤波さんの血と言うかエキスを一番吸っているのは僕だと思います。なのでその経験を十分に活かしてこのベルトにたどり着いたと思います。」
―2022年HEAT-UPはワンランク上に行く事を目標にしていますが、それに向けての新たなファンを掴むための意気込みなどがあれば教えてください。
TAMURA
「プロレスで感動を与えられるのは、小さい人間が大きな人間に勝つと言うのが一番だと思っています。兼平に勝って、一番デカい長井さんに勝つ事が新たにファンを掴む大きな要因だと思います。」
―デビュー戦で対戦した長井選手との再戦もあり得ますが、それに向けての気持ちを教えてください。
兼平大介
「プロレスラー兼平大介を誕生させてくれたのは、長井さんです。デビューして7年になるのですが、未だにプロレスの厳しさと言うか、プロレスって本当にしんどい、辛い、痛くて凄いものなんだなと感じたのがデビュー戦で、それを超える試合って、今までまだ無いので、それを逆に今のお客様にもう一度見せてあげたいと思います。HEAT-UPがワンステージ上に行くためにもう一度 長井さん対兼平大介を見せたいなと思っています。」