藤波来場!返事は”保留”「タイトルマッチを大事にしたい」

2021.07.17

7月17日(土)川崎市・ヒートアップ道場に藤波辰爾選手が来場。2冠王者TAMURA選手から9月17日HEAT-UPとどろきアリーナ大会でタイトルマッチの挑戦者として逆指名されていた。その返事を会見の場で発表した。

TAMURA「本日はご来場ありがとうございます。7月11日新百合ヶ丘で2本のベルトを新井健一郎から取り返しました。僕らには9月17日とどろきアリーナ、団体の命をかけた数年に一度のビックマッチがあります。そこに向けてベルトを取り返す事、そしてその次の事を考えていました。とどろきアリーナ大会は”世間”の人たちにHEAT-UPを知ってもらう大事な大会。HEAT-UPの試合を沢山の人に見てもらいたい。その為には藤波さんの力をお借りしたい。デビュー50周年を迎えた藤波さんの歴史を僕らHEAT-UPが受け継いで大きな団体にして行きたい。」

藤波「久々の会見でドキドキ感がありますね。色々絡みがあるTAMURA君がベルトを取り返したことは私も非常に嬉しく思います。HEAT-UPとどろきアリーナ大会という大きな節目の大会に僕の名前を出してくれた事は非常に光栄に思います。
現在即答してないのは、このタイトルマッチを軽視してる訳ではなく大きな事として受け止めているからです。
それはTAMURA君が昔の自分とダブる部分があるからです。1988年8月8日アントニオ猪木さんが挑戦者、僕がIWGPチャンピオンで闘った試合があります。この時猪木さんが挑戦者と言うのは有り得なかった。この試合は僕の中でも葛藤があったし、猪木さんも大きな決断があった。でも、試合して猪木さんに物凄く感謝しました。勝ち負けを抜きにして感無量だった。それが今の僕とTAMURA君とダブって見えた。TAMURA君もとどろきアリーナに向けた思いがあると思う。自分もデビュー50周年という思いがある。コンディションもあるし、タイトルマッチに向けての思いを持って行かなければならない。だから即答は出来ません。」

TAMURA「藤波さんありがとうございます。とどろきアリーナは沢山の人に見てもらいたい。その為には早くこのタイトルマッチを決めたい。このタイトルマッチは沢山の人が集まると思う。今日来ていただいたので、この調印書にサインをして欲しいです。お願いします。」

藤波「返事を8月まで待って欲しい。」

TAMURA「僕らには時間が無いんです。この調印書にサインして頂けないでしょうか?」

藤波「TAMURA君の気持ちは分かります。僕も大会を主催しているので非常に分かります。ただ、自分にとってタイトルマッチはデビュー50周年のけじめの年でもある。だから重く考えたい。8月まで返事待って欲しい。」

 

ここでHEAT-UP所属選手がリングへ上がる。

井土「会見裏で聞いてました。このベルトを輝かせるため、とどろきアリーナを盛り上げるため、藤波さんの力が必要です!お力を貸して下さい!」

SHINGO「僕は新人ですが、昭和生まれです。藤波さんは僕らの憧れです。この間の競輪でとどろきアリーナ大会を宣伝しました。この大会に来れば絶対後悔させない!と言いました!ぜひ社長とタイトルマッチ闘って下さい!」

渡辺「とどろきアリーナは川崎から日本に元気を発信したいという思いから企画しました。我々はこの大会に全てをかけてます!HEAT-UPのためではなく、TAMURAの志と川崎と日本社会のためお力を貸して下さい!よろしくお願いします!」

TAMURA「このタイトルマッチは僕だけの思いではなく、HEAT-UP所属選手、お客様の気持ちを汲んで下さい!お願いします!!」

藤波「一瞬力づくでサインする雰囲気でしたが・・嬉しいですね。ベルトやとどろきアリーナにかける熱意が伝わってきました。
僕は決して軽視する訳ではありません。大事に思っているから即答出来ないんです。昭和45年に入門して、猪木さん、馬場さん、吉村さん、往年のレスラーが沢山いました。馬場さんの持つインターナショナルのベルト、猪木さんのUNのベルト、僕ら触れなかったんです。ベルトは重いものなんです。レスラーの宝であるベルトを争う事を大事にして来ました。だから、8月まで考えさせて欲しい。」

TAMURA「分かりました。8月までラブコールを送り続けます。必ず振り向かせたいと思います。今日はありがとうございました!」

とどろきアリーナ大会特設ページ

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