全カード発表記者会見/10月31日(水)HEAT-UPとどろきアリーナ大会

2018.09.05

9月5日(水)14時より、川崎市役所第三庁舎4階記者会見室にて、プロレスリング・ヒートアップ10月31日(水)とどろきアリーナ大会についての概要記者会見が行われた。
参列したのは田村和宏代表、兼平大介、近藤“ド根性”洋史、ガッツ石島、大谷譲二、飯塚優、井土徹也、室田渓人、てっしー手島レフェリー、ミスター村杉レフェリー、弥武芳郎リングアナ、こすぎの大学企画編集ユニット6355から大坂亮志氏。

障がい者雇用については30名募集、時給1,000円で5時間の労働を行ってもらう。従事するのは会場設営、リング設営補助、チラシ配布、チケットもぎり、会場案内。経済的支援をしつつ障がい者の皆さんと共に作る大会を目指す。

障がい者手帳を会場受付にて提示してもらえれば入場無料(自由席限定)。
青少年育成について田村は「僕は小学生高学年の頃プロレスに出会って人生の素晴らしさを感知った。それを現在の子どもたちに伝えていきたい。高校生までは入場無料(自由席限定)なので、僕らの挑戦する姿を見ていただき何かを掴んでほしい。」と語った。

また、稲田堤道場にて日々鍛錬するキッズレスラーの発表会を行うことも発表された。中でも中学生のRAIMMANは耳が聞こえないというハンディを背負いながら一生懸命練習し、コミュニケーションを取っているためカードに組み込まれた。

今大会の新たな試みとして、とどろきアリーナロビーにて川崎市の魅力を伝える「川崎万博」を開催。こすぎの大学から企画編集ユニット6355の大坂亮志氏が説明。

大坂「我々も川崎市の都市ブランド推進事業に選出されており、その縁で田村さんから川崎をもっと盛り上げようとの言葉があり、川崎万博をやらせてもらうことになりました。今大会は近藤選手の引退試合も兼ねているということなので、ミドルネームである“ド根性”に合わせ、川崎の“ド根性”について色々展示をすることになりました。
まず川崎市中原区を中心に“ド根性”で頑張っている方をピックアップします。様々な展示をすることで、地域への理解を深めようと思っております。どれがよかったかと投票していただくシステムも考えております。
また、南武線の高架下にある日本で一番新しい自動車メーカー日本エレクトライク社製の実車や写真を展示し、川崎市で作られているものが発信されていることを知っていただきます。
更に近藤選手の顔はめパネルを新丸子の専門業者に作ってもらっております。ただ観るだけでなくSNSなどで発信していただき、プロレス同様川崎市には面白いことをやっている人がたくさんいるんだよ、ということを伝えます。
もうひとつ、“ド根性の塔”を作成、展示して皆さんにメッセージを書き込んでいただき思いを共有していただけるようにしたいと思っております。
コンセプトとしては皆さんに知っていただく、応援していただく間口を広げ、来られなかった方々にも皆さんに川崎の魅力をもっと広げるような展示にしていきたいです。」

尚、一緒に川崎の魅力を伝えていただく市民ボランティアを70名募集。選手・スタッフ・障がい者の皆さんと共に会場設営、リング設営を行なってもらい、健常者と障がい者が共に作り出す大会を目指す。

当日の全試合を無料生ライブ配信することも決定。株式会社ドワンゴのニコニコプロレスチャンネル、YouTubeにて全世界に向け川崎の魅力を生配信。

対戦カード発表(別記事にて掲載)後、各選手・レフェリーの意気込み。

てっしー手島「僕は46歳で15年くらい川崎に住んでおりますが、楽しいことや練習など色々経験させてもらった川崎に恩返しの意味もこめてレフェリングをさせていただきたいです。」

室田渓人「第1試合のカードは非常に楽しみです。今大会一番人数の多い試合になりますし、外国人の選手も入っております。色々な価値観の人と試合をして、第1試合から盛り上げるのが自分の価値観だと思ってます。」

飯塚優「このそうそうたるメンバーの中で、一番キャリアの若い自分が活躍すれば、それが反響されると思いますし、それがきっかけになってプロレスやHEAT-UPを知ってもらえる機会になると思います。このチャンスをものにしたいです。」

大谷譲二「チャンピオンの田村選手から『○○なレジェンドを連れてこい』と言われたので、『東北の英雄』サスケさんと組んで、田村さんと藤波さんに挑戦します。その日近藤さんが引退されてしまうので、僕がベルトを獲って近藤さんこだわりのタッグベルトを肩にかけてあげたいと思っています。機会は今回だけなので、一発で獲ります!」

ミスター村杉「HEAT-UPで使っているリングは私が管理しております。通常リングの設営は選手が行いますが、今回障がい者支援の一環として、障がい者の皆さんとリング設営を行います。怪我のないよう、楽しくリング設営を行なってまいります。」

井土徹也「18歳という若い自分がベルトに挑戦するにあたり、同世代の若い選手に元気を与えると共に若い力の存在を知って欲しいと思っています。挑戦するだけではなく、しっかりとどろきアリーナで『ベルトを獲る』ことを目指します。」

ガッツ石島「GOING-UP提供マッチということで、普段通りの…普段僕は妖怪のような藤原秀旺というレスラーと抗争しておりまして。それに対して僕が『真の藤原』を連れてくるということで、対戦相手を殲滅し中高年に、川崎に元気を与えるような試合をお見せします。」

近藤“ド根性”洋史「頑張ることの大切さ、目標を持つことの大事さをHEAT-UPにいて知ることができました。とどろきアリーナでその集大成を自分らしく見せます。自分を見て元気になってほしいと思って試合に臨みます。最後にあの二人を倒して、認めてもらいたい気持ちがあります。ド根性らしく元気にぶつかって、最後まで諦めずに戦います。」

兼平大介「18歳の井土徹也ととどろきアリーナメインでタイトルマッチを行うのは、自分にとっても井土にとっても、HEAT-UPにとってもギャンブルだと思っています。ただ、僕がこのベルトを獲った時『誰も想像していない次のステージにこのベルトを持っていきたい』という考えがありました。18歳の井土となら面白い挑戦ができるのではないかと思っています。メインで試合をする責任をしっかり感じて、井土の挑戦を真正面から受け止めた上で勝ち、防衛します。」

田村和宏「大谷君がサスケさんを連れてきたのはさすがだと思っています。『東北の英雄』と『川崎の英雄』がとどろきアリーナでぶつかるので、楽しみです。金曜夜8時というワードが出てきましたが、僕は昔を振り返ることなく、新しい金曜夜8時を魅せていきたいと思っております。そして“タムラドラゴン”で2020年東京オリンピックまでこのベルトを持って、川崎の素晴らしさを世界に見せていきたいと思っておりますので、必ず防衛します。」

質疑応答より

-大谷選手がサスケ選手をパートナーにされた理由は?
大谷譲二「ポスターを見た瞬間『あっ!』と言われるようなビッグネームを連れて来れればなと思ったからです。ベルトを獲るのもそうなのですが、注目される大会にしたいので、サスケさんの力をお借りすることになりました。」

-兼平選手と井土選手、生え抜き選手同士のタイトルマッチとなりますがお互いの印象を。
兼平大介「井土は以前から他団体参戦時でもセコンドに就いてくれたり、将来HEAT-UPをこうしていきたいという話をして、目標とする所は同じだと感じています。黙っていても将来HEAT-UPを背負って立つ男なので、もし自分が負けるとしたら井土だなと思っていた時期もありましたし…でもまだ本気で挑戦するのは早いのではないかとも思っています。井土なりに一生懸命、覚悟を決めて先輩の僕に挑戦してきたので、それを受けて更に上をいって防衛します。」
井土徹也「自分も前から兼平さんとは目指す場所が一緒だと思っています。そんな二人がぶつかったらいい試合になると思うし、尊敬し目指す場所が一緒な兼平さんだからこそ、兼平大介という男が持っているベルトに挑戦したいと思っています。18歳の自分がとどろきアリーナで挑戦するのはインパクトもあると思います。」

-井土選手、キャリアの中で最も大きな試合で緊張はしていますか?
井土徹也「いや、緊張はあまりしていません。もっと上で試合をしたいという気持ちがあって、普通にやっていたら普通で終わってしまう気がしますし、飛び抜けたこと、挑戦することも必要だと思います。緊張よりも楽しみですね。」

対戦カード&チケット情報

SNSでこのページをシェアする
プロレスで社会貢献
ヒートアップ道場
イートアップ
Grow-up
プロレスリング ヒートアップが目指すSDGs