HEAT-UPにガッツ石島ら元ガッツワールド勢が電撃入団!

2018.04.20

HEAT-UPにガッツ石島ら元ガッツワールド勢が電撃入団!
HEAT-UPにガッツ石島ら元ガッツワールド勢が電撃入団!
HEAT-UPにガッツ石島ら元ガッツワールド勢が電撃入団!
HEAT-UPにガッツ石島ら元ガッツワールド勢が電撃入団!

4月20日(金)、プロレスリング・ヒートアップが神奈川県川崎市の事務所にて記者会見を開いた。
内容は元ガッツワールドのガッツ石島、マスクドミステリー、大谷譲二、室田渓人の四選手が5月からHEAT-UPに入団。また、石島が中心となりHEAT-UPの別ブランド「GOING-UP」の大会が行われ、5月27日(日)HEAT-UPで押さえていた東京・北沢タウンホールをGOING-UP旗揚げ戦で使用する事が決定した。
会見にはHEAT-UP代表田村和宏、ガッツ石島、大谷譲二、室田渓人が参加。まず田村より上記の経緯が伝えられ各選手の意気込みが語られる。

石島「ガッツ石島です。4月15日にガッツワールドが解散致しまして…まあ、解散する前から田村社長とは何度か話をさせて頂いて、その中でただHEAT-UPに入団するのではなく、新ブランドとしてGOING-UPをやって欲しいと社長の方からお話を頂きまして。HEAT-UPは社会貢献を掲げておりますが、GOING-UPではそれに加えて『世の中の中高年齢層の皆さんに元気を与える』団体にしていきたいと思います。ガッツワールドが解散して立場的に楽になるかな?と思ったのですが、全然そうならず今度はGOING-UPの責任者として立つ事となりまして。組織としてHEAT-UPに貢献できるような団体にしていきたいと思いますので、応援の程宜しくお願い致します。」
譲二「え~と…こんにちは、大谷譲二です。この度HEAT-UPに入団させていただくのですが、元々HEAT-UPには田村さんをはじめ、兼平さんや近藤さん、戦いたい選手が揃っています。所属選手や参戦選手とどんどん戦っていきたいと思いますので、宜しくお願いします。」
室田「この度HEAT-UPならびにGOING-UPに入団させていただいた室田渓人です。僕自身プロレスを始めて間もないので、その中でガッツが解散して…新たにまたGOING-UPに入団となかなかできない経験をさせてもらっている気がするのですが。経験があるない云々はいつまでも言っていられませんので、GOING-UPの注目選手になれるように頑張ります。」
ミステリー(田村代読)「お世話になります、マスクドミステリーです。新たな居場所とするべく、またこの決断が何かを誇るように頑張ってまいります。」

続いて石島よりGOING-UPのロゴマーク掲示、また北沢大会のカードが読み上げられ、各試合に挑む選手の意気込みが語られる。
室田「黒田さんはガッツの時代から試合も見させてもらっていましたし、僕の尊敬するレスラーの一人です。技術や気持ち、自分の持てるものを全部出しきってぶつかります。第1試合ですのでGOING-UPという団体の気持ちや意気込みを見せたいです。」
譲二「兼平さんと僕、年齢はちょっと離れているかも知れませんがキャリアはそこまで差がないはずです。ガッツさんとバッファローさん、キャリアがかなり上の選手なので…僕と兼平さんが旗揚げ戦でこの二人を倒し、今後組んで上の選手に食らいついてもいいし、戦ってメインを張れるとか。僕らの世代でかき回す事ができるような、そんなスタートが切れる試合にしたいです(小声で「よ~し!」)。」
石島「とりあえずメインという事で…バッファロー選手とは何度も対戦しておりますが組むのは初めてです。バッファローさんと僕が組んだことによって、何か面白いものが出せるのではないかと思い、バッファローさんとのタッグを希望しました。大谷とはガッツワールドで一緒にやっておりましたが、対戦したことが殆ど無いので…逆にGOING-UPで大谷と当たることによって新しいものが見せられ、それがGOING-UPらしさとなっていけばいいかなと思いますね。中高年に元気を与えるような団体にしたいので、僕とバッファローさんがまず元気で暴れまわって、はい。まずはGOING-UPとしてHEAT-UP本体に負けていられないので、本体を脅かすような存在になって、互いに切磋琢磨していきいずれはもっと大きな団体になると思っています。GOING-UPここにありを見せられるようなメインにしたいですので、宜しくお願いします。」

以下は質疑応答より。
--石島はGOING-UPを「団体」と称したが、例えばHEAT-UP内に於けるDDTとBASARAのような関係か?
石島「そうですね。」
--法人や経営母体はHEAT-UPで別方向のブランドのような?
石島「その通りです。」
--カードが未発表であった5月の新百合大会以降、新たに入団した選手は全員全大会に出場すると考えて良いか?
田村「うん、出る…かどうかは彼らの実力次第ではないかと。」
--必要のない選手は出さないという可能性も有り得る?
田村「基本は出場なのですが、GOING-UPがどういう方向で行くのか。交わったほうがいいのか否か、旗揚げ戦を見せて欲しいと思います。あとは話し合いながら調整をしていきます。ですので『出場します』とは言い切れない状態ですね。」
--全選手が全大会に出場するとは現時点で言い切れないと?
田村「僕らもそれ以降一大会一大会を死ぬ気でやっていきますので…というものありますし、お互いなあなあになってしまってはいけないと。切磋琢磨していかなければならないので、様子を見たいなと思います。」
--別ブランド構想は田村から持ちかけたのか?
石島「そうですね。」
--それを聞いてどう思ったのか?
石島「正直に言うと、『人に使われたかった』です。13年4ヶ月ずっと『人を使う』立場だったので。で、使われる立場でプロレスやっていこうかなって思いまして。そう思っていたらまた使う側に回されてしまいまして(苦笑)。意外でしたが、こういう星の下に生まれたんだなと思いまして、GOING-UPをやるということになりました。」
--GOING-UPで新たな王座を新設する予定は?
石島「そうですね…まだ旗揚げすらしていないので(笑)。まあやってみて…そうですね、どうなんですかね社長その辺は?」
田村「売り上げ次第で(笑)。」
石島「とりあえず、狙うはHEAT-UPユニバーサル王座ということで。あまりベルトがありすぎてもアレなので…目標としてはユニバーサル王座を狙っていきたいと思います。」
--GWC6人タッグ王座が封印されたが、HEAT-UPもしくはGOING-UPで同様のタイトルを創る構想はあるか?
(見つめ合う田村と石島)
石島「いや、そりゃまあベルト作って頂けるならね。」
田村「僕の中ではベルトは作りたいと思っています。GOING-UPでね。さっき石島選手が言っていた中高年齢層に元気をということなので…例えば35歳以上にならないと挑戦できないみたいな…(譲二と室田を見つめて)あ、この二人が…」
石島「挑戦できないです。ミステリーは年齢不詳ですし(笑)。」
田村「まあなんか、そういうのが僕はあってもいいかなと思います。」
--逆に若い世代のみによるタイトルもできる可能性もある?
田村「まあそうですね。やはりベルトを作るのであれば…HEAT-UPユニバーサルのような素晴らしく、お金をかけた…(石島を見つめる)ね。」
石島「ハイ。」
田村「(笑)いいベルトを作って、みんなが欲しがるような。」
石島「そうですよ。」
田村「作りたいですね。その考えが僕の頭の中にあるので、近々新設されるのではないかなと思います。」
--四選手に期待する事は?
田村「そうですね、HEAT-UPとGOING-UP両方上がっていきたいので、切磋琢磨というか…HEAT-UPはGOING-UPに負けてられないぞ、という空気ができてきたらいいかなと思います。ただやはり目指すのは『プロレスで社会貢献』、その考えは一緒にし社会を巻き込んでプロレスを広めていきたいという気持ちは一つでいきたいと思います。」
--HEAT-UP生え抜き選手からの反応は?
田村「そうですね、どうなんですかね…大丈夫なのかと思っている選手もいれば、頑張ろうと思っている選手もいますね。」
石島「なんですかその曖昧な答えは(笑)。」
--(須山氏)僕の経験から言うと、こういう合流とか合併の場合、必ずしも全員が賛成しないんですよ選手って。反対した選手はいましたか?
田村「いないです。反対した選手はいないです。ただHEAT-UPの若い選手は目指しているものが明確にあるので、そこに向かって進んでいる感じがしますから、入ってきても『そこを目指している』のであまりそのような感情がないと僕は見てますね。ウチは道場も事務所も構えているので、入ってこられた選手はフルに活用して頂いて一緒に成長していけたらなと思います。」
--大谷選手や室田選手は今まで道場がないという環境で若手時代を過ごしてきた。以前より恵まれた環境になるがどう感じるか?
室田「事務所であったり、特にやはりいつでもリングが使える道場があるというのはとても大きいと思うので。環境の大きな変化は嬉しいだろうし、ありがたいなと思っています。練習は今まで以上にやっていきます。」
--GOING-UPという名前は田村が考えたのか?
田村「いや、石島選手が。」
--やはり『G』の文字が入っているのも?
石島「そうですね。『G』の文字が入っていますし、まあGOING-UPというのは『上に上がる』という意味なので。更に上を目指してみんなで一丸となって頑張っていかれるような団体にしたいと思っています。それでGOING-UPという名前をつけました。頭文字に『G』をつけたのは元いた団体の名残を、Gの魂を忘れないということで、ハイ。」
--本隊とGOING-UPに加え、道場マッチも行われるので今後はかなり試合数が増えていくが、若い二人はどう感じるか?
譲二「一つの団体で月に何度も試合ができるのはすごいなと思ってます。自分は東京だけでなくいろいろな場所に…出没?(笑)」
石島「出場だろ(笑)」
譲二「(恥ずかしげに顔を押さえながら)出場している感じなので、そこでもHEAT-UP、GOING-UPを広めていかれればなと思います。」
--室田選手にとっては道場マッチへの出場もあるはず。同世代の選手と戦う機会も増えていくがどう感じるか?
室田「先輩だろうが同世代だろうが、自分の持っているものを全てぶつける、ですよね。試合数が増える、実戦が積めるような環境が整えられているのはすごくいいと思いますので、毎回全力で当たって、様々なことを吸収していきたいですね。」

GOING-UP旗揚げ戦【Go Go GOING-UP!】
日時:2018年5月27日(日)
17:30開場/18:00開始
会場:東京・北沢タウンホール

▼第5試合”Go Go GOING-UP~俺達の決意~”
タッグマッチ 60分1本勝負
ガッツ石島&バッファロー(MAKAI/鳥取だらず) vs兼平大介&大谷譲二

▼第4試合”特別試合~ミッドライフ・クライシス~”
タッグマッチ 45分1本勝負
マスクドミステリー&渡辺宏志 vs 越中詩郎(フリー)&近藤“ド根性”洋史

▼第3試合”検証!プロレス的世代間格差”
タッグマッチ 30分1本勝負
松田慶三(フリー)&YUJI KITO(ASUKA PROJECT) vs 飯塚優&井土徹也

▼第2試合”転生シャドーサタン”
シングルマッチ 20分1本勝負
影山道雄(チームでら) vs 藤原秀旺(プロレスリングメジャーズ)

▼第1試合”GOING-UPはじまりのはじまり”
シングルマッチ 15分1本勝負
黒田哲広(フリー) vs 室田渓人

■チケット料金
最前列6,000円/指定席5,000円/自由席4,000円
※高校生以下は入場無料(自由席限定)
※障がい者手帳をお持ちの方は入場無料(自由席限定)
※当日は各席500円増しとなります。

■GOING-UP今後の予定
◎6月30日(土)
◎7月29日(日)
◎8月19日(日)
◎9月29日(土)
いずれも東京・王子BASEMENT MON☆STAR(時間は後日発表)

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