8・3名古屋大会試合レポート-メインイベントダイジェスト-

8・3名古屋大会試合レポート-メインイベントダイジェスト-
―さよならありがとうスポルティーバアリーナ~終わりは始まりの始まり~ メインイベントダイジェスト-

▽メインイベント “熱波!サマーリアクションウォーズ2014”
タッグマッチ 60分1本勝負
○田村和宏【HEAT-UP】&久保田康裕【スポルティーバ・エンターテイメント】(18分10秒 HEATクラッチ)新井健一郎【無宿/DRAGON GATE】&●PSYCHO【無宿】
「今度の名古屋は、まずはタッグマッチ行かせて貰うよ、ああ。まあ俺とPSYCHOちゃんで行こうか。なあ!えぇ!?それに田村、お前必ず俺の目の前に立ってこいよ。」「俺とPSYCHOちゃんで組んで、田村、もう一人パートナー連れて、名古屋で待ってるからな。」7月の横浜大会、「赤い三連星」をもってしても敗れ去ったHEAT-UP軍。新井にタッグ対決と言われたものの、タッグパートナーの宛てが見つからず八方塞がりになってしまった時期。その鬱憤を晴らすように新たなパートナーであるヤス久保田こと久保田康裕を引き連れ、新井&PSYCHOの前に立った田村。
001
紙テープの舞う中、やはり無宿がゴング前の奇襲。リング内では田村がアームホイップからドロップキックをPSYCHOに見舞って先制。久保田が場外から戻ると、田村がヒップトスで叩きつけたPSYCHOの顔面に低空ドロップキック。
003
続けて田村と久保田がハイタッチから手をがっちり握ってツープラトンのエルボードロップ。攻勢に出たHEAT-UPサイドだが、新井が出てくると瞬時に形勢が逆転。
004
チョーク攻撃で散々田村を苦しめる新井。おもむろにセカンドロープに登ると『コケシ』を炸裂させる。次の瞬間、新井は両手を大きく広げ、天を仰ぐレインメーカーポーズ!
005
新井が名古屋にカネの雨を降らせるのかっ!?と思われたが、田村に見舞ったのは正面からの急所蹴り。
006
場外戦でセコンドに就いた小仲をいたぶっていたPSYCHO、リングに戻ると田村にアトミコから腕ひしぎ。代わった新井が田村にキャメルクラッチ、カットに入ろうとした久保田にPSYCHOがアンクルホールド。リング内に孤立した田村、新井とPSYCHOがダブルのエルボーパッドから合体スワンダイブ式ニードロップ。PSYCHOのその場飛びムーンサルト、新井のアームロックと集中砲火を浴びる田村。必死に手を伸ばす久保田だがそれをあざ笑うかのように新井が逆エビ固めへ。
007
PSYCHOが久保田をカット、レフェリーの柴山の目がそちらに向いている隙にエプロンにいた赤虎の手を握り田村を逃がさない新井。更にPSYCHOが串刺しニールキックから田村の後頭部を狙う低空片足キック。手も足も出なかった田村はPSYCHOのブレーンバスターを逆に切り返す。しかし新井が再び田村を捕まえる。
008
ロープに降ると田村はカウンターのスリングブレイドで逆襲、ようやく久保田に交代する。
久保田は新井&PSYCHOに続けてラリアット、ボディースラム。新井をロープ際でのラリアットで場外に叩き落とすとPSYCHOの顔面に低空ドロップキック。そこからPSYCHOの腕をクロスし、極楽固めのような形から体を横にずらす変形のフェースロック。
009
PSYCHOをみちドラⅡで叩きつけるが、ひょいと久保田の肩の上に飛び乗ったPSYCHO、そのまま回転エビ固めの要領で久保田の後頭部をニュートラルコーナーに叩きつける。見逃さなかった新井は串刺しエルボーからブレーンバスター。しかし久保田もドロップキックで反撃、田村にタッチ。
010
新井にミドルの連打を放ちダウンさせるとソバットからロープに走る田村、ラ・ミスティカからアンドレへ。久保田とPSYCHOが同時にカットに入るが、PSYCHO執念のカット。ロープに飛んだ田村にガットショットからジャンピング・パイルドライバーでマットに突き刺す新井。
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再びレインメーカーポーズ、だが田村の前蹴りであえなくダウンする新井。久保田が串刺しラリアットからブロックバスターで新井を叩きつけ、コーナーに登らせて雪崩式ブレーンバスターを狙う。踏ん張った新井が未遂に終わらせたが、続けて田村が狙うとリング中央に投げ捨てられる。追撃の串刺し攻撃を狙った田村だが、かわした新井がパトリオットバスター。
012
代わったPSYCHOが串刺しダブルニーからブリザードスープレックス。カウント2で跳ね返されるとスウェ~ニョ。
013
逆襲のキックを放つ田村、PSYCHOダッキングでかわし、ビクトル投げの要領から変形のデスロック。カットに入った久保田もまとめてサブミッションで捕獲すると、リング中央で新井が諸手を挙げて勝ち誇る。
015
何とか脱出した田村、PSYCHOにミノルスペシャルを狙うが押しつぶされてフォールの体勢に。カウント2で跳ね返す田村、コーナーに振られるがウルトラタイガードロップで逆襲。リング中央で腕ひしぎ十字固めを極める田村、場外の新井をカットする久保田。
016
この前の場外戦が発端となり、試合後のひと悶着となってしまうのだが。PSYCHOが体を反転させると田村アンドレへ。ところがこの隙に新井がレフェリーの柴山を場外に引きずり出す。タップするPSYCHO、勝ち誇る田村、だがレフェリー不在に気がつく。
017
次の瞬間赤虎がリングに乱入し、新井との合体高角度ダブルフットスタンプを田村に投下。苦しむ田村にPSYCHOがダイビング・ローリングネックブリーカー。
018
カウント2で田村が返すと、シザースキックからハイフライバムを狙うPSYCHO。しかしバランスを崩してリング内に落下、すかさず首固めで田村が丸め込むがカウントは2。PSYCHOのラリアットをかわした田村、ミノルスペシャルの体勢から丸め込むHEATクラッチで丸め込んでカウント3!スポルティーバでの最終大会で遂に無宿から一本を取った田村であった。
020
試合後の乱闘、その中でマイクを握る新井。
「オイ!コノ野郎お前!ヤスだかヒデだかわかんねぇけどコノ野郎お前(館内笑い)、俺はアンタが田村和宏を裏切るのを期待して、えぇ?それしかねぇだろこの試合は!(赤虎「ざけんな!」)スポルティーバ最後の日だってのに、ハッピーエンドなんて普通すぎるだろコノ野郎!(赤虎「もっともだ」)オイ!オイ!お前、だってお前今日、あっ、3回興行あるんでしょ?(赤虎「そうっすよ!」)一番最初のね、オープニングの興業がバッドエンド一つくらいあっても良かったでしょうよね?(館内笑い)ほんっと空気読まないコイツ!(赤虎「(久保田のコスチュームを見て)私服だろお前これよ!」)まあいいや、ちょっと色々言いたい事あるよ俺。
021
まずこの試合と全く関係ないけど、オイ我闘雲舞コノ野郎お前!(赤虎「お前ら~!」)ね、俺ら場外乱闘でスイスイスイスイこのね、スポルティーバアリーナの場外乱闘の感触を楽しみながら(赤虎「うん!」)、場外乱闘でスイスイ泳ぎたかったのに(赤虎「うん!」)、なんか目にすりゃきったねぇ、こ汚いグッズね(赤虎「こ汚ねぇグッズだよお前らよぉ!」)、(さくら「営業妨害でしょうが!」)あんなん誰が買うんだっちゅーんだよ!(赤虎「俺絶対買わねぇぞお前ら!!」)まあいいや、今日の敗因はね、ねぇ赤虎ちゃん(赤虎「ハイ」)、誰がどう見ても我闘雲舞でしょ(館内笑い、赤虎「ふざけんなよ我闘雲舞!」)。まあいいや、オイ!とりあえずなぁ、まあ、何だかんだ言って俺らまた名古屋で試合させて貰って、スポルティーバアリーナ、思い入れあるよ。なかなか楽しませてもらったよ。最後今日結果だけは納得いかないけど、えぇ?まあとりあえず最後の興行ね、勝ててよかったですね?
022
まあいいや、何だかんだ言ったってなぁ、いいか、名古屋のプロレスの火をなぁ、熱く熱く盛り上げてるのは俺達無宿だからなお前!えぇ?それを忘れんじゃねぇぞ。じゃあなお前、おう、また名古屋で興行やったら、お前のこと名古屋まで追って輪をかけて、またいじめてやる。」
023
去ろうとする無宿、そこに久保田が声をかける。
「オイ新井!PSYCHO!そして丸山!(館内爆笑、赤虎「注意して!注意して!彼注意して!私服でリング上がるの注意して!」)オイ!お前らに言っとくぞ!俺が最後の最後に裏切ると思ってたらしいがな、そうはいかねぇぞ。
俺のキャッチフレーズ知ってるか?なぁ?『名古屋最凶極悪いい人』だ!(館内大きな歓声と拍手、赤虎「きっかけが掴めなかっただけだろうが!」)」
無宿が去った後、マイクを握った田村。
024
「くっそ~…あいつら、喋りだけは一丁前だな(館内笑い)。勝ちは勝ちだ!ヤスさん!ありがとう!!(館内拍手)僕はSTYLE-Eの時から、ヤスさんいい人だって思ってましたよ(館内笑い)。ホントに力強い。ヤスさんまた、是非一緒にヒートアップしましょう!宜しくお願いします!(握手)」
続けて久保田。
「ここは今日で閉鎖になるかも知れない。でもまた名古屋大会、やるよね?必ずやるよね?そん時、俺、久保田康裕でも、ヤス久保田でも、出るよ!その代わり、名古屋でやる時は、俺の横に立つのは田村君じゃない!もう一人の俺の兄弟だ!!(館内大きな歓声と拍手)ホント呼んでよ!リングネームどっちでもいいよ。身体空けとくよ必ず。絶対出るからな!!!」
久保田の言葉に対して田村。
「ヤスさん僕は、リング上での約束は破りたくないんで、是非またクボブラでHEAT-UP出て下さい!宜しくお願いします!
今日ご来場の皆さん、今日でスポルティーバアリーナが終わりということで。僕らHEAT-UP、三回ここでやらさせて頂きましたけど、皆さんからたくさん力もらって、少しずつですがHEAT-UP、成長してると思います。でもまだまだ僕らは成長したいと思います。その為に今度9月3日に新宿FACEでビッグマッチがあります!」
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ここで別枠の通り、新宿FACE大会の特別参戦選手の発表、11月2日(日)昼の枇杷島スポーツセンターでの大会開催が発表される。
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そして締めの掛け声の前に、田中稔からの手紙を読み上げる弥武リングアナ。内容を確認するとくしゃくしゃに丸めて放り投げる田村。
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「…吹っ切れました。あのねー、9月の3日は僕の記念に残る大会にしようと思ってました。だけど!!俺は稔戦を実現する為にレスラーになったんじゃない!俺は稔さんを超えるためにレスラーになったんだ!だから9月3日は何が何でも…勝つ!!!ミノルスペシャルを超えるのは、田村和宏のミノルスペシャルだ!!!皆さん是非新宿FACE、僕が勝つ所を見に来て下さい!


『吹っ切れた』『何が何でも勝つ』
きっかけは田中稔からの挑発とも取れる手紙。だがその小さなきっかけが田村和宏の心に燃え盛る炎を灯したのだ。
『僕が勝つ所を見に来て下さい!』
今までの田村和宏からは出ることのなかった言葉、それだけに責任は重大になる。「憧れ」から「目標」、「目標」から「超えなければならない相手」へ。負けられない、何が何でも勝たなければいけない。背中にかかる重圧は今までとは比にならないくらい重くのしかかる。答えが出るのは9月2日、新宿。
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最後に、「ありがとう、スポルティーバアリーナ」。

実況:弥武芳郎リングアナ
解説:渡辺宏志【夢名塾プロレスリング】
レフェリー:柴山貴哉

Reported by 敷島博士

今大会のアンケートにご協力ください。宜しくお願いいたします。
【HEAT-UP名古屋大会アンケート】

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