7・5横浜初上陸!~熱血ロマンチック横浜物語~試合レポート セミファイナル

7・5横浜初上陸!~熱血ロマンチック横浜物語~試合レポート セミファイナル
-横浜初上陸!~熱血ロマンチック横浜物語~ セミファイナル-
初の横浜大会、観客動員数は77名。
田村は再び同会場での大会開催を視野に入れている。継続こそ力なり。再び横浜の地でにぎわい座をHEAT-UP色に染めて欲しいものである。

▼セミファイナル 怒りのチェアマン鉄拳制裁~お前○○だろ!~
シングルマッチ30分1本勝負
○スーパーモスクワマシン【ロシア】(10分20秒 反則勝ち)●渡辺宏志【夢名塾プロレスリング】
※マシンのマスクを剥いでしまった為
※マスカラ・コントラ・チェアマンのルールにより渡辺がチェアマンの権限をマシンに奪われるが、マシンはその権限をその場で返上する。

この試合はマシンのマスクと渡辺の「マスクに相当する何か」を賭けて行われるのであるが、試合開始直前に渡辺の「チェアマンの権限」が賭けられる事になる事が発表された。これで正式に「マスカラ・コントラ・チェアマン」として行われることとなった。
001
マシンの入場テーマは何とあの「レッドブル軍団」サルマン・ハシミコフが入場する時に使われた川井憲次作曲の「THE RED SPECTACLES」であった。渡辺チェアマンに代わって解説を務めた山田太郎も「選ばれた選手でしか使う事が出来ない」と言っていた程。
対する渡辺宏志は神奈川県横浜市出身であり、久しぶりの「凱旋試合」となる。HEAT-UPの正義であるチェアマンの座がかかっている事もあり、どちらも負けられない試合となった。
序盤から正攻法で攻めていく渡辺に対し、マシンはその渡辺を小馬鹿にするようにしてペースを狂わせようとする。ロープブレークの際渡辺のスキンヘッドを撫で回したり、腕を取られたら顔面を掻きむしったり、何故か渡辺に背を向けてコサックダンスを踊ったり。果ては団子のように丸まってしまったマシン。
様々なスタイルの選手と対戦してきた渡辺もさすがにどうしたら良いのかわからないといった表情。だがそれこそマシンの誘いだったのだ。団子状態からひょいと手を出すマシン。渡辺が握り返した途端、マシンはテコの原理をりようしたアームロック!
005
意表をついたこの攻撃に渡辺は声を上げて苦しむ。ロープを使ったり、変形の脇固めで絞り上げたり、踏みつけたり。マシンの腕攻めに渡辺の表情が歪む。腕を押さえて苦しむ渡辺にマシンは「オラどうしたチェアマン!」と流暢な日本語で挑発。追撃のアームブリーカーを見舞うが渡辺がスリーパーホールドで反撃。
006
実況の弥武リングアナの「北方領土を返せと言わんばかりのスリーパー」はこの試合で生まれた名言か。ボディーへのエルボーでスリーパーから脱出したマシン、更に腕を攻めようとするが、切り返した渡辺はワンハンド・バックブリーカー。更にボディースラムからダイビング・ニードロップをマシンに向けて投下する。
今度は渡辺が「来い来い」と挑発するが、マシンは手島レフェリーの陰に隠れるようにして逃げる。うるさいとばかりに渡辺が手島レフェリーをどかせるとマシンがサミング。再び脇固めで渡辺の腕を絞り上げる。体勢を切り返した渡辺は押し込んでくるマシンに対してブリッジで対抗。
008
マシンが乗っても崩れない渡辺のブリッジ。下から押し戻した渡辺はダブルリスト・アームサルトへ。そこからマシンの腕をクロスした状態でフォールに入るが、マシンもブリッジで跳ね返し逆さ押さえ込みへ。
009
渡辺が踏ん張ると突如マシンは渡辺の腕を取り遠心力を利用してコーナーにホイップ。その先には手島レフェリーが。激突する渡辺と手島レフェリー!観客席の一部から久しぶりに「失神」コールが出る中、手島レフェリーはダウン。
011
レフェリー不在の中、マシンは首を掻っ切るアピールからラシアンレッグスイープ(河津落とし)を決めようとするが、渡辺が切り返して得意のバックドロップへ。後頭部を押さえて苦しむマシンにガッチリと極まるコブラツイスト!
012
渡辺が絞り上げるとマシンはギブアップの意思表示。しかし手島レフェリーはこの状況を見ていない。少々クラッチの手が緩んだ隙にマシンは渡辺の顔面を掻きむしってコブラ地獄から脱出。
013
そして何を思ったかのか着ていたTシャツを脱ぎ始める。そのTシャツで顔を隠すとマスクを取って渡辺の近くに投げる。
蘇生した手島レフェリーに「マスクを取られた!」とアピールするマシン、現状を把握した手島レフェリーがゴングを要請。マシンのマスクを故意に剥いだとして渡辺宏志の反則負けがコールされる!手島レフェリーに渡辺が詰め寄るが判定は覆らない。
014
セコンドに就いていた近藤にも状況を確認する渡辺。するとマスクを被り直したマシンがマイクでアピール。
「マスク剥ぎたぁ、汚ねぇ真似してくれたなチェアマン!いや、もうチェアマンじゃねぇ、ただのオッサンだな渡辺!そして、この俺モスクワマシーンが、このHEAT-UPの、何だ?チェアマンに就任だ!まあな、でも俺はなぁ、チェアマンなんて座になぁ、興味はねぇんだよ。ま、この試合をやっといて言うのも何なんだけどな。オイ、チェアマンの座は返上させてもらう。
ただ!ひとつだけ、最初で最後の『モスクワマシーンチェアマン』としての仕事をさせて貰う!それは!マサ高梨のHEAT-UP復帰を決定させて頂く!(館内拍手)回りくどい道を歩いちまったけどな、マサ高梨はな、このHEAT-UPのど真ん中に立ち、このリングを混乱の渦にしてやるのが楽しみで仕方ねぇんだよ。来月から!マサ高梨が、帰ってくるぞー!!!(館内拍手)
そしてなぁ!チェアマンの座はなぁ、返上させて貰うけどなぁ、お前に返す気は毛頭、毛頭、毛頭ねぇよ!オイ、お前はなぁ、そこにいる山田(太郎)と仲良くダブル解説でもしてろや!」そう言い放ってリングを去るマシン。
マシンが去りし後、静まった会場の中でマイクを握る渡辺。
016
「モスクワ、確かにこの試合の結果を受けて俺はチェアマンとしての権限を失った。だがな…モスクワ、チェアマンとしての最初で最後の仕事と称して、てめぇは強権を発動しやがったな。だが…ハッ、それだけだ。
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チェアマンとして、この団体の、この現場の!秩序を守るのは、他の誰でもねぇ、この俺しかいねぇだろう!モスクワ…いや、はっきり言おうか高梨!(館内笑い&違う!違う!の声)俺は、俺はこの団体の全てのレスラー全ての関係者そして、お客様の全てが納得する形で、必ずチェアマンの座に返り咲いてやる。いいか…これが始まりだ!これからだ!とことんいくぞ!高梨!(館内再び笑い)だが、最後にこれだけは言わせて貰う。俺が!いや、俺こそがチェアマンだ!」
何が起こるのかわからない、それがプロレスという四角いジャングルで繰り広げられるドラマ。チェアマンの座を失ってしまった渡辺宏志は再び「HEAT-UPの秩序」としてその座を取り戻す事ができるのだろうか?そして謎が謎を呼ぶマサ高梨とスーパーモスクワマシンの関係。渡辺の言う通り、本当にマシンの正体は高梨なのか?それとも流暢な日本語を使う本物のロシア国民なのだろうか?まさしく、「これが始まりだ」!!

実況:弥武芳郎リングアナ
解説:山田太郎【666】
レフェリー:てっしー手島

Reported by 敷島博士

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