5・24HEAT-UP MON☆STAR14 試合レポート~メインイベント~

―HEAT-UP MON☆STAR14 ~メインイベント~

○田村和宏【HEAT-UP】=C(キャプテン)&小仲=ペールワン【666/GUYZ!】&スーパー・モスクワ・マシン【ロシア】(21分1秒 オーバー・ザ・トップロープ)新井健一郎【無宿/DRAGON GATE】&CHANGO【無宿】&●無宿の「赤虎」【無宿】=C
※エプロンでの断崖ドラゴンスクリュー。HEAT-UP軍が田村の一人残りで勝利
新百合ケ丘大会での対藤波辰爾戦まであと一ヶ月。先月は名古屋&王子で無宿のいいようにされてしまったHEAT-UP軍、ここで勝利し次に繋げたい所。謎の助っ人であるスーパー・モスクワ・マシンの加入が吉と出るか凶と出るか。
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入場するなりスプレーで「X」を描いたCHANGO。マスクを被る事で水を得た魚状態の無宿の「赤虎」。そして新井健一郎の無宿、セコンドには試合を終えたばかりのPSYCHOと磐石の布陣。
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HEAT-UP軍が入場、田村のコールが終わると共に乱闘から始まる。
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リング内には新井とモスクワマシン。打撃のラリーから新井がガウディング(顔面掻きむしり)、いきなりトップロープ越しにマシンを放り投げるがエプロンで踏みとどまる。蹴落とそうとする新井の足をキャッチしたマシンは場外へのブレーンバスターを予告!慌ててセコンドが観客を退避させるが未遂に終わる。
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新井がカウンターのエルボーからマシンのマスクを剥ごうとする!口の部分まで見えかかったがマシンは新井の指に噛み付いて難を逃れる。そのまま腕を手繰り寄せて河津落としへ。気を良くしたのかマシンはコサックダンスを披露。
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続いて小仲とCHANGOへ。CHANGOのチョップに小仲は地獄突きで対抗。CHANGOのガウディングからコーナーに振られた小仲だが、座禅式逆立ちから近づいてきたCHANGOをヘッドシザースで投げ飛ばす。両手地獄突きでCHANGOを制した小仲だが、水を吹きかけられて後退。
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ロープに飛んだCHANGO、小仲がスライディングレッグシザースで倒す。セカンドロープに顔を出したCHANGO、田村がエプロンでキックを放つ。すかさずパキスタン式アサイDDTでCHANGOの後頭部をマットに突き刺した小仲がいきなりのフォール勝ち!!
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①○小仲=ペールワン(3分00秒 片エビ固め)●CHANGO ※パキスタン式アサイDDT
いきなり「曲者」を消し去ったHEAT-UP軍。赤虎に昇順を絞り、小仲&マシンのダブルブレーンバスターから田村のサッカーボールキック。エプロンの新井にはスリープラトンのドロップキックを見舞い叩き落とす。邪魔者を消した所で田村→小仲→マシンをコーナー串刺し攻撃の三重奏…しかしマシンの攻撃をかわした赤虎、そのままトップロープ越しにマシンをホイップ。攻撃を加えようとした赤虎にマシンがエプロンで一撃!…しかしそこに忍び寄るPSYCHOの影。隙を突いたPSYCHOがマシンの足を引っ張って場外に落とした!
②○無宿の「赤虎」(4分24秒 オーバー・ザ・トップロープ)●スーパー・モスクワ・マシン
イーブンに戻した無宿が田村&小仲に襲いかかる。場外戦で散々いたぶられた小仲、リング内で無宿の集中攻撃を浴びる。何とか救出に向かおうとする田村だったが、てっしー手島レフェリーの厳格なレフェリングに阻まれてしまう。
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その手島レフェリーを捕まえるや、セコンドのPSYCHOと失格になったCHANGOがかわるがわる場外で小仲をいたぶる。いつの間にか自軍コーナーの金具をむき出しにしていた新井、小仲の背中を思い切り叩きつける。そして赤虎が手島レフェリーを確保、CHANGO&PSYCHOの合体ニードロップが小仲を襲うと本性をむき出しにしてきた無宿。耐える小仲は赤虎の串刺し攻撃を回避しバックローリング。跳ね返されても顔面への低空ドロップキックで遂にピンチを脱する。
スイッチした田村は赤虎のボディー目掛けてパンチのラッシュ。ロープに振り返されてもヘッドシザースホイップで投げ飛ばす。コーナーでの串刺しニー、サッカーボールキックから低空ドロップキック。
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前から後ろから赤虎を攻める田村。しかしコーナーに振られると、そこに飛んできたのは赤虎のハイキック!ここで赤虎は新井と交代。
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カウンターのコブラクローを涼しげな表情で決めていく新井。投げ捨てパワーボムで叩きつけようとするが田村が踏ん張る。リバースされそうになるが逆に新井も踏ん張り、田村を持ち上げるがウラカンホイップで投げ飛ばされる。
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田村は新井に串刺しエルボー。コーナーに振り返されるとウルトラタイガードロップでお返し。田村が新井を叩きつけると、小仲がコーナーから座禅トーン!カウント2で跳ね返されると新井の立ち上がるのを待つ小仲、ロープに飛んだがCHANGOが背中をパイプ椅子で一撃!ダメージの残る小仲に新井のジャンピング・パイルからのフォールを返す力は残っていなかった。
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③○新井健一郎(13分37秒 体固め)●小仲=ペールワン ※ジャンピング・パイルドライバー
遂にキャプテンである田村のみが残ったHEAT-UP軍、背水の陣。「来いよ!」と挑発する新井と赤虎に代わる代わるチョップを打ち込む田村だが焼け石に水。ロープに振られてツープラトンのフェースバスター、赤虎の串刺しラリアットから逆コーナーで控える新井が田村を持ち上げてパトリオットバスター!エビで固めてカウント2で跳ね返されると逆片エビ固めにスイッチ。
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赤虎の「ぎーぶあーっぷ、ぎーぶあーっぷ!」の声の中、何とかロープに手を伸ばす田村。だがピンチは終わらない。今度は赤虎が田村をコーナーに乗せて雪崩式の攻撃を狙う。コーナー最上段でのエルボーで赤虎を振り切った田村、続けて新井が雪崩式を狙う。今度はヘッドバットで新井を叩き落とした田村、二人に対してミサイルキック!新井をミドル連打でひるませるとトップロープ越しに投げ飛ばす田村。ロープを掴んで踏みとどまった新井に追撃を仕掛けようとするが、ボディーへのショルダーブロックで反撃する新井。むき出しになったコーナーの金具に田村の額を叩きつけようとするが、踏ん張った田村がロープ越しのハイキック!ゆっくりと大木が倒れるように場外に落ちていく新井。赤虎の「健さーん!」の声が虚しく場内に響き渡った。
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④○田村和宏(18分16秒 オーバー・ザ・トップロープ)●新井健一郎
タイに巻き返した田村、気合を入れると怯える赤虎。ラリアットを放った赤虎、かわした田村がスリングブレイド。
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バズソーキックから片エビで押さえ込むがカウント2。ならばとキックのコンビネーションからミノルスペシャルへ。

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決まったかと思われたが、手島レフェリーの足を引っ張って場外へ連れ出すCHANGO。赤虎がタップし、勝ったと思った田村だったがレフェリー不在に気付く。
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すかさず急所攻撃からTAJIRI公認バズソーで押さえ込む赤虎だが、田村カウント2でキックアウト。
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それならばと場外に落とそうとする赤虎、耐える田村は逆にトップロープ越しに赤虎をエプロンまで引きずり出す。エプロンでの攻防、チョップ、エルボー、キックでお互いを落とそうとするが成功しない。赤虎のバックを取った田村がジャーマンを狙う。
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踏ん張る赤虎、急所へのキックを狙うが見抜いていた田村が蹴り足を掴むと、断崖からのドラゴンスクリューを繰り出して赤虎を場外に落下させた!同体かと思われたが、田村の右足がサードロープに引っかかっており、首の皮一枚で田村が一人残り、HEAT-UP軍の勝利!
勝ち誇るHEAT-UP軍、ところが本部席横の場外ではいつ果てる事のない番外戦が繰り広げられていた。蓮香・岩本の名古屋勢が中心となって無宿と乱闘を続けている。実はセミの蓮香対PSYCHO戦の中、場外戦で何故かとばっちりを受けていたのが石田慎也だった。
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その鬱憤が爆発したのだろう。セコンドの近藤、三阪、そして渡辺宏志が介入して何とか収まった。
改めて勝ち誇り、マイクを握った田村。
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「おっしゃ勝ったぞーーーーーーーー!!!
あっぶねぇあぶねぇ、勝ったぞこの野郎!(赤虎の「同体じゃ!」の声に)残ってたわ俺!おっしゃ、勝ったぞ、このまま新百合ケ丘行ってやる。まだ俺は借り返したと思ってねぇよ。新百合ケ丘はカード決まってるけどな、オイ!次!7月5日横浜にぎわい座、お前らとも一回やってやるよ。」
赤虎が色々茶々を入れてくるので少々喋りにくくなってしまうが…
「横浜、お前らとまたやるためにな、ここで!助っ人!第二弾!!投入してやる。俺が横浜大会決まった時に、まず最初に思い浮かんだのは、横浜と言えば…FREEDOMS、佐々木貴!!そして、そして、昔な、『赤い三連星』っていうユニットがあったんだよ。俺、そして佐々木貴、そしてもう一人!スパーク青木だ!!!!(館内から一斉に「えぇ~?」とブーイングが湧き上がる&新井健一郎の「もう一回言ってみろ?」の声)もう一回…よく聞けよ、スパーク青木だスパーク青木!(再び館内から「えぇ~?」の声が先程より大きめに上がる)これでもなぁ、この三人でベアー福田から勝ったことがあるんだよ。(少々微妙な空気の中で)どーだ!びびっただろー!!!」
新井の「スパーク青木だな?」という確認の声、わめき散らす赤虎、やれやれと言った表情のPSYCHOとCHANGO。「もおええわ」と言った感じで去っていく無宿。この日は何故か新井のマイクは無かった。
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田村が続ける。「…皆さん、是非楽しみにしていて下さい。(「えぇ~??」)絶対勝ちます!(「えぇ~??」)約束します。(「えぇ~↓」)
そして!小仲、今日もありがとー!そして、遠いロシアからわざわざこの為に来日してくれた、スーパーモスクワマシン、ありがとー!!」
マシンと握手を交わし、「また来てくれるよね?」と良い感じでエンディングに向かうか、と思われたその時であった。いきなり渡辺宏志チェアマンが
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「ちょっと待て!!」と叫ぶ。館内も微妙な雰囲気に。
「モスクワマシンとやら、この間出てきた時から黙って見てきたけどな、今日という今日は言わせて貰うぞ。モスクワ、お前高梨だろ!!」と、とんでもない事を叫んでしまった渡辺。館内からは驚愕の「ええ~っ!!」の声がこだまする。続いて「違う」コールも。マシンも違うとアピールする。
すると渡辺は「だまらっしゃい!お前追放になったろこの間!挙げ句の果てにこの間市ケ谷で何だお前!田村酒に酔わせて、なし崩し的に参戦決めてるだろこの野郎!(「俺は関係ない」とマシン)田村は許したようだがな、俺は許さん!!(館内から「おおっ」)モスクワ、今度の7月5日、そのマスクを賭けて俺と戦え。」
マシンは「上等だ賭けてやるよ!マスカラコントラ…っててめぇもなっ…(渡辺がスキンヘッドであることに気付くマシン)てめぇも何か賭けろ!やってやるよ!!これ以上は言わねぇでやるよ!!」と去っていくマシン。
渡辺は「よし、これでもう一つカードが決まったな。文句のある奴は俺の所へ来い!俺がチェアマンだ!」呆然と見つめている田村&小仲…渡辺「依存はないな?」田村「…無いです。」
気を取り直して田村が「よし!無事乗り切ったぞ。(館内笑い)次はいよいよ、新百合ケ丘!対藤波戦、俺はプロレスを広めるために藤波さんと熱い試合をします!そしてまた成長して王子に戻ってきます。今日100人また超えたのかな?こうやっていっぱい入ってくれる事で、もっともっとHEAT-UP成長させて行きたいと思います!」
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試合後の乱闘劇から妙にテンションの高かったリング周辺。田村が締めの「王子!HEAT-UP!!」を告げるまで、周囲では腕取りトレーニングを行う渡辺宏志をはじめとするレスラー&練習生。やはり自軍の勝利により来月に向けて弾みがついた事を喜んでいるのだろう。
さてどうなる、新百合ケ丘での藤波辰爾戦?結果は新百合ケ丘の会場で直接ご覧になったあなただけが真実を知る事になるでしょう。
そして7月の横浜にぎわい座。場外乱闘禁止というこの会場での対無宿に挑むは『赤い三連星』。バキューンとスパークしてHEAT-UP…すみません、綴っているこっちもテンションが上がってきてしまったようで。
とにかく!全ては実際にご覧にならないとこの面白さは伝わらないでしょう!

実況:弥武芳郎リングアナ
解説:渡辺宏志「俺がチェアマンだ!」
レフェリー:てっしー手島

Reported by 敷島博士

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