5・24HEAT-UP MON☆STAR14 試合レポート~第3試合~

5・24HEAT-UP MON☆STAR14 試合レポート~第3試合~
―HEAT-UP MON☆STAR14 ~第3試合~

▼第3試合 FUTURE OF WRESTLING!シングルマッチ 15分1本勝負
△岩本煌史【スポルティーバ・エンターテイメント】(時間切れ引き分け)△風戸大智【ユニオン】
初のシングルマッチとなる二人の若き武者。
風戸は昨年9月25日、HEAT-UP初の新百合ケ丘大会に初登場して以来王子での大会には毎回出場している。2011年2月16日、対入江茂弘戦でデビューを果たしてキャリアは3年を過ぎたところ。
一方の岩本は2012年11月4日、愛プロレス博での対石田慎也戦でデビュー。HEAT-UPのリングには2013年5月18日、HEAT-UP MON☆STAR4から出場し、風戸が第1試合を行なった新百合ケ丘大会では田村和宏のパートナーとしてメインイベントに抜擢されている。
それぞれの所属団体でも頭角を現し、HEAT-UPのリングでも注目されている両者の初シングルということもあり、館内は異様なまでの期待感に包まれていた。
001
両者ガッチリ握手を交わして試合開始。
ロックアップからリストの取り合い、先に飛行機投げで叩きつけたのは風戸。逆にヘッドシザースを岩本が決め、絞めていくが風戸脱出。
再びスタンドからリストの取り合い、今度は岩本が優位に。切り返した風戸は大腿部へのエルボードロップからデスロック。
004
スタンド、かち上げ式等のエルボーからフライングメイヤー、スリーパーに繋ぐ風戸。岩本リストを取るがその場飛びのバク宙で切り返した風戸がアームドラッグからドロップキック。
003
腕を巻き込んで固めていき、額にエルボースタップを叩き込んでから膝十字、インディアンデスロックと畳み掛ける風戸。岩本下から張り返して行くが風戸絞り上げる。
007
スタンド、エルボーの連打で岩本をコーナーに押し込んでいく風戸。コーナーに登るが岩本が察知、足を掴んでリング内に叩きつけてからボディースラム。
009
スリーパーから風戸の両腕を変形で極めていく岩本。スタンドに戻しエルボーからネックブリーカードロップ、フライングメイヤーから風戸の肩を極めていく複合ストレッチへ。また岩本が串刺しエルボーから低空のフェースクラッシャー、チキンウイング・アームロックと攻めるが渡辺チェアマンの「体を密着させないと極まりませんよ」の言葉通り極め切れない。
010
エルボー合戦から風戸のフライング・ラリアット、串刺しドロップキックと繋いで尚もエルボー。対角線に投げ返されるがバックエルボーから飛びつき式スクールボーイで丸め込む。バックキックからスイングDDT、変形のX固めから岩本をうつ伏せに寝かせてマフラーストレッチ。そのまま丸め込んでいくがカウント2。
012
ファイナルカットを狙う風戸、切り返した岩本がブレーンバスター。エルボー連打から風戸を肩に担いでハリケーンドライバー。腕ひしぎ逆十字固めに繋ぐが風戸エスケープ。
011
バックを取ってジャーマンを狙う岩本、もがいて逆にラリアットを狙う風戸、ダッキングでかわした岩本が大外刈り、グラウンドに持ち込んで横三角絞め。比較的長時間絞め続けるが風戸エスケープ。
017
一瞬の隙を突いた風戸がトラースキックから岩本の背後に降り立ってファイナルカットを決める。倒れた岩本の首筋に何発かエルボーを叩き込み、両手を広げてアピールした後得意の変則キック。ロープに走った風戸だが岩本がカウンターの払い腰で投げ飛ばす。
020
再びエルボー合戦から風戸のバックを取る岩本、ジャーマンで投げられないと見るや回転足折り固めで丸め込んでいく。
021
決まったかと思われたが風戸はカウント2でキックアウト。優位に立った岩本がエルボーを叩き込んでいくが、風戸は掻い潜って逆さ押さえ込み。
022
返されるやラ・マヒストラル。これも返されると肩車の要領で首と足をクラッチして丸め込んでいくが、ここで時間切れ引き分けのゴングが打ち鳴らされる。
023
動きっぱなしだった両者、試合が終わってもしばらくリング上で大の字に。立ち上がるとお互いに再戦を約束、互いを称えるように手を挙げ深々と一礼。館内からは惜しみない拍手が湧き上がっていた。
024
本部席の渡辺チェアマンも珍しく少々上ずった声で「プロレスの未来は明るいです!こういった試合がどんどん世に出て欲しいですね!」と絶賛。田村和宏も「悔しいけど、岩本対風戸は今大会のベストバウト。皆さんの観戦記やアンケート等で断トツだった。プロレス界の明るい未来だね。キャリアは同じくらいで、メインで頑張ってる岩本と第1試合で頑張ってる風戸。運命的な出会いだね!」とジェラシーを感じるほど。
HEAT-UPのリングには正規軍対無宿という抗争劇や他勢力の台頭もあるが、こういった清々しい戦いもまた、HEAT-UPならではなのではないかと感じる。願わくばこの二人の再戦をもっと大舞台で、時間ももっと多く取ればより一層ハイレベルな戦いを魅せてくれるに違いない。
田村だけでなく、石田慎也や蓮香誠にもジェラシーを感じて貰いたいものである。若人よ!これからもHEAT-UPせよ!!!

実況:弥武芳郎リングアナ
解説:渡辺宏志チェアマン
レフェリー:てっしー手島

Reported by 敷島博士

B!

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