3・15HEAT-UP MON☆STAR12 試合レポート~明訓王子学校から第2試合~

3・15HEAT-UP MON☆STAR12 試合レポート~明訓王子学校から第2試合~
―HEAT-UP MON☆STAR12―
明訓王子学校から第2試合まで

気候そのものは穏やかになってきた感じがするが、風が強く体感温度が少々低めに感じた2014年3月15日。
王子BASEMENT MON☆STARでの定期開催も数えること12回目。再び観客動員3桁の大台に戻したい所。

会場の事情によりVIP席が無くなってしまったが、その場所に本部席が置かれる。全ての観客席を正面から見渡す事が出来るようになっている。
無宿Tシャツの即売会
練習生・三阪と近藤がウォーミングアップをする中、流れてきたのは「吹けよ風、呼べよ嵐」。無宿の全員が売店に登場し、新発売の無宿Tシャツの即売会を行った!しかも全員のサインまで入れるサービス振りにファンは喜んでいた。
明訓王子学校が開始される。先月は所用のため欠場した山田太郎監督、先月行われた宏志塾での成果を期待しているのだろうか。
今回は実戦的な部分を教授。後ろ受け身一つにもバリエーションをいくつか行わせる。馬になったパートナーを踏み台にして、ジャンプしてからの受け身、セカンドロープから飛び降りる受け身を教授する。
ロックアップからヘッドロック
次はロープワーク、ショルダータックルと続く。そしてロックアップからヘッドロック、かけられた方がロープに押し込んでロープワークからのショルダータックルとどんどん実戦に近くなってくる。ヘッドロックでの体重のかけ方等細部にわたって山田監督の指導が続いていく。熱血指導の中終業のチャイム。

渡辺宏志チェアマンの挨拶から「熱き戦士たちよ!この王子の空を紅蓮の炎で焼き尽くせ!全選手入場!」の言葉を皮切りに入場式が始まる。挨拶は田村和宏。
渡辺宏志チェアマンの挨拶
「春ですが、まだまだ寒い日が続いております。しかし!ここ王子は、熱く、熱く盛り上がって、熱くなりましょー!!
あと、皆さん気づいたと思いますが、何と今日、(リング)キャンパスが届きましたー!!こちらの方、受付にいる玲央(れお)様からプレゼントして頂きました!」
田村和宏の挨拶
HEAT-UPにちなんだほとばしる情熱の赤をイメージしたリングキャンパス。出場選手の汗と血と涙が、この新しいキャンパスを染め上げていくのだ。

■第1試合 第4回WORLD NICE GUY選手権 3WAYマッチ20分1本勝負
○PSYCHO【無宿】(7分16秒 片エビ固め)●岩本煌史【スポルティーバ・エンターテイメント】
※正面エプロンでガウンを着用し見栄を切ってからのハイフライバム。もう1人は福田洋【U・S・A】
※初代選手権保持者福田が3度目の防衛に失敗、PSYCHOがWORLD NICE GUY GOWN二代目選手権保持者となる

入場するなりいきなり福田がマイクを握る。
「一つ質問がある。そこのサイコ野郎!YouはこのGOWNが欲しいか?」PSYCHOはノーリアクション。
「…欲しくないようだな。ならば、今日は試合をする必要はない、帰ろう。じゃあな。」と福田がリングを去ろうとすると…
「待て待て待て待て。俺はな、そのGOWNが着たいがためにプロレス始めたんだ。そのGOWNに見合うように身体も鍛えてきたんだよ。だから勝負しろ。」と岩本が呼び戻す。
岩本のGOWNにかける情熱に福田はやる気を取り戻す。だが普通の勝負ではGOWNは賭けられないと続け、試合のルールを決めていく。そのルールとは
①まずGOWNを着用。
②正面エプロンに立って見栄を切る。
③GOWNを着用したままトップロープからダイブする攻撃を相手にヒットさせる。そこで初めてフォールが適応される。
という伝統の「WORLD NICE GOWNルール」にて行われる。
そのルールを聞くと、何故かうつむいてしまう岩本。それを見た福田が「あ!この人高所恐怖症なんだ!」と笑う。図星を突かれて怒った岩本が福田に襲いかかり試合開始。
009
早速ルールにのっとり、得意のダブルアックスハンドルから岩本をフォールする福田だが当然PSYCHOがカット。ルール無視で福田をフォールしようとするPSYCHOだが、当然手島レフェリーはカウントを入れない。その隙を突いて場外に投げ捨てられていたGOWNを着用、見栄を切ってトップロープに登った岩本だが…足がすくんでしまう。
GOWNを着用した福田が岩本にジャケットマッチを挑んだり、再びルールにのっとりダイブしようとする岩本をPSYCHOが雪崩式フランケンで投げ飛ばしたり。やはりこの試合のポイントは福田の提唱した「WORLD NICE GOWNルール」にちなんだ攻防。
013
終盤、福田が「ルールを守らなきゃ勝てない」事をPSYCHOにアピール、怒ったPSYCHOがエプロンで福田にドロップキック。そして…何とPSYCHOがGOWNを着用し、エプロンで首を掻っ切るポーズ!そこからハイフライバム一発で岩本をフォール。見事二代目GOWN保持者となったが、脱ぎ捨てて帰っていくPSYCHO。
王座陥落という憂き目に遭ってしまった福田は、泣き顔で「さむいよ~」と言いながらリングを去っていった…
014

■第2試合 王子版異種格闘技第3戦 プロレス対空手 シングルマッチ30分1本勝負(プロレスルール)
○石田慎也【スポルティーバ・エンターテイメント】(6分13秒 マフラーストレッチ)●中川達彦【空手軍】

015
前回の試合では空手軍が石田にKO勝ちをおさめている。勢いに乗っている空手軍、中川のセコンドにはたけむら光一が就く。
リングインすると中川は試し割りのデモンストレーション。門下生からの「頭で!」の言葉で二枚目の板を頭で割った中川。
一方KO負けを喫してしまった石田、セコンドには影山道雄。その目は悲壮感ではなく、ギラギラとした殺気がみなぎっている。
序盤から離れて下段、組み合って膝蹴りと前回以上に自分の距離を守り的確に攻めていく中川。館内の一部から「師範」コールが湧き上がりリング内・会場共にヒートしていく。
018
石田はプロレスの「5カウント以内の反則は許される」というルールを利用し、コーナーに中川を押し込んでダメージを奪いにかかる。スタンドの状態で中川がコーナーに押し込んで膝蹴りを放つが、石田はそれをすり抜けて中川の腰にエルボーやドロップキック。ここから石田の腰攻めが始まる。
中川の下段蹴りや顔面への膝蹴りで二度ダウンを奪われるが、打撃に臆することなく前に出て行った石田。いつの間にか石田は唇から出血。中川の突きが歯に当たり、裂傷したものである。
セコンドの影山が見守る中、常に前に出る石田。腰攻めが功を奏したらしく、中川の蹴りの威力を半減させる。
勝機を掴んだ石田は中川の道着を掴んで引きずり寄せ、一気にフロントネックチャンスリーからボストンクラブへ。ギブアップしないとみるや、マフラーストレッチを決めていく。ロープにはやや近い位置ではあったが中川はタップ。前回の借りを返した石田の勝利に終わった。
020
勝った名古屋勢に敗れた空手軍、両陣営共に試合後のアピールは無し。果たしてこのままフェードアウトしてしまうのか?
いや、まだ石田はたけむらに借りを返していない。たけむらもこの敗戦で再び奮起しているに違いない。影山も黙って見ている訳にはいかない。まだまだ終わらせるわけにはいかないのだ。
021

現在以上を求めて、Next Stageへ…

館内実況:弥武芳郎リングアナ
解説:渡辺宏志チェアマン
レフェリー:てっしー手島

Reported by 敷島博士

B!

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