2・15HEAT-UP MON☆STAR11 試合レポート~第1試合 – 第3試合~

―HEAT-UP MON☆STAR 11―
第1試合~第3試合ダイジェスト(場内実況:弥武芳郎リングアナ/解説:渡辺宏志チェアマン)

■第1試合 第3回WORLD NICE GUY選手権 3WAYマッチ20分1本勝負
○福田洋【ユニオン/U・S・A】(5分41秒 パーフェクトスープレックス)●ワンチューロ【チリ】
※もう1人はアナルコ・モンターニャ【チリ】
※選手権保持者福田がワールドナイスガイガウン二度目の防衛
館内から聞こえる「U・S・A!」コールの中、選手権保持者である福田洋が入場。よく見ると、トレードマークのタンバリンに加えてハンガーを持参している。
「Ladys and Gentleman,Boys and Girls!今日、この王子BASEMENT MON☆STARにお集まりの皆さんは、この日本、いや、アメリカ、いや、日本、いや!この銀河系で最もHappyな人達だ!
何故かわかるか?何故かおわかりかな?(観客席より「なんで~?」の声が上がる)
お答えしよう。何故ならば、今日今から、この場所で行われるのは試合ではない。
この場所で行われるのは、このWorld Nice Guy Gownを着用した僕の撮影会だからだ!」
そう言って、会場全体に自分の姿を撮影させる福田。撮られている最中にテンションが上がる福田。持参したハンガーにGownをかけ、更に撮影させていると…ワンチューロとモンターニャがこっそりGownを盗もうとする。気づく福田。
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口論する三人、ワンチューロがモンターニャを自分の友達である事を告げる。ワンチューロが中心となって福田&モンターニャを握手し、何故か「It’s a Small World」を歌いだす三人。急すぎる展開に表情が固まってしまうてっしー手島レフェリー…
すかさずワンチューロが残る二人をぶつけて試合開始。
初登場となるアナルコ・モンターニャだが、開始直後のノータッチ・トペ・コンヒーロや通常とは逆の回転をするトップロープからのサマーソルト・ドロップ、ワンチューロを踏み台にして決めたムーンサルト等華麗な空中殺法を次々と繰り出した。
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ワンチューロはモンターニャと連携して福田を攻め込み、いざとなるとモンターニャを丸め込んでいく等姑息な試合運び。
選手権保持者である福田も負けられない。ワンチューロとモンターニャを二人まとめてスピニング・トーホールドに切って取る。最後はタンバリンを巡る一連の攻防の中、レフェリーの盲点を付いた福田がワンチューロに金的攻撃から必殺のパーフェクト・スープレックス(フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド)を繰り出し勝利。
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この技がWorld Nice Guy選手権でフィニッシュになるのはこれが初。昨年12月にGownの持ち主となってから二度目の防衛に成功した。

■第2試合 王子版異種格闘技第2戦~プロレス対空手~ タッグマッチ30分1本勝負
○たけむら光一【空手軍】&中川達彦【空手軍】(10分59秒 K.O.勝ち)影山道雄【フリー】&●石田慎也【スポルティーバ・エンターテイメント】
※たけむらの下段廻し蹴りで石田がダウン→10カウント(プロレスルール)
昨年12月大会にて、たけむらと石田の対戦が大混乱の末に無効試合となってしまったのがきっかけで始まった空手軍と名古屋勢の抗争。1月大会ではそのたけむらが影山&石田との再戦をアピールし実現したのがこの試合。
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たけむらのパートナーである中川達彦は、タイタンファイト等にも出場している猛者。ベースはキックと柔道なため、寝技への対応にも長けている。
かたや名古屋勢にはスポルティーバのタケシマケンヂがセコンドに就く。両陣営がリングインすると殺伐とした空気が漂ってくる。
先発は影山と中川。空手出身の影山は中川の蹴りをさばいてグラウンドに持ち込むというプロレスラーならではの対処。中川は冷静にロープの距離を掴んでいるようだ。
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続いて石田とたけむらという因縁の両雄。ブレークの際石田がたけむらの顔面に張り手を打ち込んだ所から、たけむらの表情が変わる。下段、中段、胴回し回転蹴りとコンビネーションを駆使して、プロレスラー石田慎也の体に蹴りを刻み込んでいく。
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グラウンドに持ち込むとロープにエスケープするという、対プロレス用他流格闘技の常套手段に業を煮やした影山。「逃げてばっかりじゃねーか!」と声を荒げたり、ロープ際に押し込んだ中川に対して張り手を連打、倒れる中川にストンピングを浴びせたりする。
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試合終盤、石田のアキレス腱固めから脱出したたけむらが下段廻し蹴りを放った所から、空手軍に主導権が回ってくる。非情なまでに石田の右大腿部から膝裏目がけてたけむらの下段回し蹴りが襲いかかる。ダウンしてもプロレスラーの意地で立ち上がる石田。
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勢いは空手軍へ。石田がグラウンドに持ち込んでも、たけむらは難なく切り返して再びスタンドでの下段回し蹴りへ。両手を大きく広げて「立ってこい!」とアピールするたけむら、胴廻し回転蹴りでダメ押しする中川、最後はセコンドの激が飛び交う中、石田が10カウントを聞いた。
勝ち誇る空手軍、リング外には交流のある「人間狂気」紅闘志也や山本SANの姿も。盟友の前でウィナーコールを受けたたけむら&中川。石田の前に立ちはだかった。
かたやその光景を呆然と見つめていた影山とタケシマ。タケシマの肩を借りて退場していく石田。名古屋勢に起死回生の兆しはあるのだろうか…

■第3試合 さくらえみ肉体改造企画~劇的ビフォーアフター、私がさくらえみよ~ タッグマッチ30分1本勝負
諸橋晴也【ユニオン】&○さくらえみ【我闘雲舞】(10分06秒 ラ・マヒストラル)マサ高梨【DDT】&●伊橋剛太【DDT】
1月大会にて、「次のHEAT-UPまでに、私は白鳥に生まれ変わる!」と宣言したさくら。高梨、HEAT-UP初登場の伊橋、そして諸橋が登場すると高梨がいきなり突っ込む。
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「試合前に一つだけ言わせてくれ。(諸橋に向かって)てめぇのパートナーのさくらえみ、俺の目が狂っちゃいなかったらお前一人しかいねぇじゃねぇかよ、どこ行ったんだよ。
オイ、俺にはわかるぞ、アイツの事だ、いつものように直前でダメになって逃げ出したんだろ?オイ!アイツはこの(伊橋の腹を叩きながら)伊橋のような醜い体になっちまったんだろ、オイ!(伊橋が「そりゃどーいうこった」という表情で高梨を睨む)俺は知ってんだオラ!何とか言ってみろ諸橋よぉ。」
マイクを渡される諸橋。何故か足が震えている…
「オイ!俺の足が…震えだしてるのがわかるかぁー!!
大成功だよ!ダイエットは、大成功だよ!!生まれ変わったさくらえみ、Come ON!!」
軽快なテーマに乗ってさくらえみ…が…入場…うん、間違いなくさくらえみだ。誰が何と言おうとさくらえみだ!!すかさず高梨が突っ込む!!
「お、おい悪ノリするな、悪ノリするなよ!オイてめぇもどうしちまったんだよオイ!お前らバカか?こいつどう見たってり…」うやむやにするかの如く、いきなりゴング前の奇襲攻撃に出る諸橋とさくら。
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ダイエットに成功したせいか、クロスボディーを放っても軽々と高梨に受け止められたり、得意の「さくらえみ、70キロー!」も体格差のある伊橋に受け止められてしまう。しかし諸橋との合体攻撃はいつもよりもスムーズに、軽快に決めていく。肉体改造を受け持った諸橋にしてもとても気分が良かった事であろう。
その体型からは普通では考えられないようなバランスの良さを館内のファンに見せつけたのは伊橋剛太。ミドルキックやレッグラリアット、リバーススプラッシュを軽々と繰り出していく。チェアマン・渡辺宏志も試合後に絶賛していた程。
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そんな伊橋、そして高梨でも、肉体改造を成し遂げたさくらに攻撃を加えると館内から怒号のブーイングが浴びせられる。実況の弥武リングアナも思わず「美しすぎる」と形容してしまう程の変わりように館内も後押しする。
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そんなさくらだが、体重差が何10キロもある伊橋をノーザンライト・スープレックスでホールドした時には、館内から思わず感嘆の声が上がる。最後は誤爆に乗じて、連携攻撃からさくらが伊橋をラ・マヒストラルで丸め込んで勝利!今まで散々苦杯を舐めされられ続けたさくらだったが、観客の前で「白鳥」に生まれ変わっての勝利はまた格別であろう。
「みなさーん!お待たせしました!生まれ変わったさくらえみでーす!!
私がこれから、HEAT-UPを盛り上げていきます!これからも宜しくお願いしまーす!!」
声高らかにアピールしたさくら。世の中のダイエットに勤しむ人々にとって、彼女の存在はまさしく輝くものになったであろう。
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Reported by 敷島博士

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