1.18HEAT-UP MON☆STAR10 試合レポート~セミファイナル~

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『HEAT-UP MON☆STAR 10』
セミファイナル “さくらえみ肉体改造計画 マッスル・ビフォーアフター”
タッグマッチ 30分1本勝負
○田村和宏【HEAT-UP】&マサ高梨【DDT/第980代アイアンマンヘビーメタル級王者】
(9分59秒 ジャックナイフ式エビ固め)
諸橋晴也【ユニオン】&●さくらえみ【我闘雲舞】
※諸橋の誤爆から丸め込む

田村和宏一興行全試合出場の四番目の試合。
実を言うと、田村とさくらえみが絡む試合というのはHEAT-UPが旗揚げされてから初めてとなる、更にユニオンの諸橋とは初めての対戦というプレミアタッグマッチでもあった。
マサ高梨とのタッグ結成も、2013年8月の板橋大会以来(両者のみのタッグは2013年6月大会以来)。プレミア揃いのタッグマッチではあったが…
セミファイナル
軽快なステップを踏みながら入場してきた諸橋&さくら。すかさず高梨がツッコミを入れる。
「前回から始まった『さくらえみビフォーアフター』だっけ?オイ!悪いけどどう見てもBeforeのままじゃねーのか?お客さんの目は誤魔化せても、この俺の目はごまかせねぇ。さくらえみ『推定70Kg』は絶対に変わってねぇ!試合前だけどな、ちゃ~んといいものを用意した!」
高梨の手にはヘルスメーター。

「この体重計でな!オイ!さくらえみの真実ってやつをな!今日王子にいるお客さんにな、しっかり知らせてから試合しようじゃねえかオイ!オイさくら、踊ってるんじゃなくて、チェックしてやるから、レフェリーもちゃんとチェックしとけオラ!乗れ!乗れさくらオイ!」

高梨の言葉に恐る恐る体重計に乗るさくら…
「乗って、これははちじゅう…」高梨の言葉を遮るように、体重計に高梨の顔面をフェースバスターで叩きつけるさくら。これで試合開始となる。
試合中解説の渡辺宏志が、さくらを評して「元々動きの多い選手ですから、あとは食事制限を…」と微妙な突っ込みを入れている。
失礼ながら「体重を利して」の攻撃を繰り出すさくらに対し、田村&高梨はそのさくらの「お腹」を集中的に攻める。諸橋はそんなさくらのサポートに回る。しかし諸橋、さくらの扱いが徐々にぞんざいになってくる…
セミファイナル
さくらを抱きかかえた諸橋、そのままぐるぐると回転して田村&高梨にぶつけていくが、「重いんだよ!」とさくらをポイッと前方に落とす。
「私は生まれ変わったんだよ!」コーナーに諸橋を登らせてファンタスティックフリップ、そして諸橋の背中におぶさって高梨へのボディープレス等。コンビネーションが合っているんだかいないんだか、ちぐはぐな展開が続いていく。
疑惑の「さくらえみ『ろくじゅうごきろ』!」を田村&高梨の二人にまとめてお見舞いするさくら。何とかさくらをキャッチした田村だったが…重みに耐え切れずさくらを抱えたまま倒れてしまう始末。
セミファイナル
それに乗じてダブルアーム式のバックブリーカー、ムーンサルトと波状攻撃を田村に仕掛けたさくらだったが、月面水爆はあえなく自爆。
田村のバズソーキックをかわし、バックの取り合いから高梨のスーパーキックは見事にさくらに命中。
セミファイナル
続けて諸橋がさくらを救出しようとラリアットを放つが…命中したのは田村ではなく押さえていたさくら。すかさず田村がさくらをジャックナイフで固めてカウント3。結局さくらの肉体改造計画はどうなったのかわからないまま試合は終了した…

「俺の記憶に間違いが無かったらな、先月もこんな感じで終わったんじゃなかったかオイ!毎回毎回な、進歩も無いな、戦いはもう終わりだ。
オイさくら!おめーはよぉ、いつも口ばっかで逃げてきて、18年?逃げ続けた身体がその身体なんだろオイ!今回も何か言って誤魔化すのか、それともこの企画自体、すっぱり諦めて、もうこのHEAT-UPのマットから去れや!」とさくらに対し『最後通告』をする高梨。
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「諦める諦めないは、私が決めるよ。……諦めたい!」さくらの言葉にずっこけるさくら以外の館内。

「も~、ホントに、みんな知ってる?セ○ン○レ○ンのレジ近くにチョコレート売り場があって、そこはピーナッツだけじゃなくてアーモンドも一緒に入ってるチョコレートブロックってのが売ってる。これがまた口触りがホントにいいの!それをね、ひと箱食べ続けるとちょっと暖房とかで溶けちゃうから、もうひと箱もうひと箱って言ってるうちに…諸橋さん連絡もしないですみませんでした…」と、突然語りだして突然謝罪するさくら。爆笑するセコンドの帯広さやか。

諸橋に向かって高梨が追撃。
「アンタもよぉ、トレーナーとしてどうなんだオイ?もうコイツ見捨てた方がいいんじゃねぇか?アンタの評判も落ちるよ!」
じっとこのやり取りを聞いていた諸橋は…

「だっ…てさぁ…」

「見捨てないで!見捨てないで!」とさくら。館内からは諸橋に対する声援が。高梨は「見捨てろ見捨てろ!もう終わりだ!」と煽る。
しぶとく諸橋に縋ろうとするさくらに対し諸橋は…

「さくらの…その諦めない気持ち待ってた!!」と絶叫。何故か館内からは「えぇ~?」の声がこだまする。

「俺もちゃんと見る!ちゃんと見るから、次がんばろ?」泣きそうな表情で互いを励まし合う諸橋とさくら。館内からは「しょーがないなぁ」といった感じでパラパラと拍手が起こる。
セミファイナル
「皆さんに宣言させて頂きます!さくらえみは、次のHEAT-UPまでに、白鳥に生まれ変わる!そんなさくらえみの『みにくいアヒルの子』にご期待下さい!ありがとうございましたー!!」
高梨の煽りがあったが、結果としては「さくらえみ肉体改造計画」は続行される事とあいなった。果たしてさくらえみは極寒の中、白鳥になって羽ばたくのか??

されど、試合後の輪の中に田村和宏の姿は無かった。
よくよく見ると、口の中を切り出血しているようである。
プロレスラーとしては当たり前の事ではあるが、まだ最後に余りにもハードな試合が待っている当日の田村和宏にとっては、少しでもインターバルが欲しい状況だったのであろう。

そして、過酷すぎる田村の一日はメインイベントでの無宿戦で、全てを物語るような結末を迎えるのであった―。

Reported by 敷島博士

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