11・2名古屋大会試合レポート メインイベント

141102report03
【Keep on Dream in 名古屋】
2014年11月2日(日)
愛知・枇杷島スポーツセンター
観衆:114人

▽メインイベント ”熱狂Chubu!東西ヒートアップ合戦”
タッグマッチ 60分1本勝負
○田村和宏/岩本煌史(スポルティーバ)
13分34秒 ミノルスペシャル
ビリーケン・キッド(フリー)/●織部克己(フリー)

001
9月のHEAT-UP新宿FACE大会で意気投合した(?)田村とビリーが初対決。織部克己の初登場も重なってフレッシュな対戦となったメイン。
004
先発はいきなり田村とビリー。ビリーがルチャにストロングスタイルを融合させたグラウンドで田村を転がしていく。一方田村はビリーの弓矢固めを腕十字に切り返す。ファーストコンタクトは引き分けか。
岩本と織部に交代、上背は同じ位だが体の厚みで勝る岩本が先手を取る。ベースである空手の蹴りで岩本を押し込んだ織部、ビリーがブロンコバスターから低空ドロップキックと繋ぎ優位に立つ大阪勢。
006
苦しんだ岩本だが、変形のネックブリーカーで反撃すると田村に交代。串刺しエルボーからスリングブレイド、ミサイルキックと織部に攻撃。田村の”U系のキック”に対して織部は”空手の蹴り”で対抗。しかし大振りの一発をかわした田村が織部をかく乱。
007
岩本もその勢いに乗るように攻撃、しかしハリケーンドライバー狙いを着地されて手痛い一撃を食らってしまう。ビリーが田村の同士討ちを誘い、二人を場外に落とすとコーナーからのトペ・コンヒーロ!
012
大阪勢の連携もあり、捕まってしまった岩本だが織部に大外刈り、ビリーに払い腰を決めて脱出。田村が入ると、ビリーにボディパンチ連打からラ・ミスティカ、アンドレと繋ぐ。更にミドルキックを連打しビリーを追い込む。
015
ここで何と田村は掟破りの逆ラ・エスパルダの体勢に。予想もしなかった田村の掟破りだが、自分の技は弱点も知っているとばかりにビリーがショートレンジのラリアットで切り返していく。
017
コーナーに田村を振ったビリー、ウルトラタイガードロップで返す田村。田村のランニングローをキャッチしてビリーが膝へのエルボー、田村ソバットで切り返して突っ込むがキャッチしたビリーがコウモリ吊り落とし。意気投合した熱き男達による一進一退の攻防。
018
田村にとっても脅威だったのが織部の蹴り。思い切り放たれるサッカーボールキックや、ボディーを直撃した中段蹴りに田村の表情が何度も歪んだ。チャンスとばかりに岩本を場外に落として分断するビリー。
009
織部の串刺し攻撃を田村がかわすと、分断された岩本が串刺しエルボーでフォロー。田村が胸板へのジャンピング・ミドルで追撃、田村と岩本のサンドイッチローキックが織部を襲う。
アピールする田村、ソバットからハイを打つが織部も上段蹴り。ぐらついた田村を見てロープに走った織部、田村がジャンピング・ハイで迎撃。ミノルスペシャルに繋ぐと織部ギブアップ、東西ヒートアップ合戦は東軍の勝利となった。
026

▽メイン終了後
勝ち誇る田村と岩本、ビリーがマイクを握る。
028
「すとっぷざみゅーじっく~!
田村さん!HEAT-UP名古屋大会、熱かったですねぇ~!!皆さん!!
東京で盛り上がってるHEAT-UP、名古屋に来ましたよ!
田村さん!(田村『はい!』)もう一歩です!東京、名古屋…次は、大阪でしょう田村さ~ん!!(館内拍手)
田村さん!大阪大会、いつやるんすか!?僕はいつでも!スケジュール空けて待ってますよ!(館内大きな拍手)」
マイクを渡される田村。
029
「ビリーさん、今日はありがとうございます!
ビリーさんが新宿の試合後に、大阪でやりましょうよと言って…まあね、今日は名古屋だったけど、ビリーさんと今日やって、そう言われると思って!
来年!2月の11日!!大阪!!淀川!!抑えましたー!!!」
館内からの大きな声援、それ以上に体全体で喜びを表すビリー。
「ポスターもう出来てて、ビリーさんの名前入ってるから!」
030
田村の言葉に「載ってるんかいっ!!」とずっこけ…いや、思いっきりリング上で受け身を取るビリー。館内も田村も笑顔。
「2月の11日、淀川区民センター!大阪、初進出するぞぉー!!!」
地声で田村が叫ぶ。喜ぶビリーと観客。
「田村さん!その日僕は奇跡的に空いてるんですけど、何と!そこに横たわっている織部も空いてるんです。」
ビリーの売り込みに織部も「空いてます!空いてます!!」とアピール。
「でもこれ、非常に嬉しいんですけど来年の2月って…今11月になったばっかりなんで…ちょっと先過ぎますよね。はっきり言って…待ちきれません!!
僕だけ、僕だけ東京に呼んで頂くという事は出来ませんかね?(館内爆笑)
織部は色々忙しいんで…どうですか?」
ビリーの問いに田村が答える。
「ビリーさん、次HEAT-UPは11月23日に王子でやります。その日は空いてますか?」
「田村さん…奇跡的に空いてます!!
そして皆さんよく聞いてください!私は何を隠そう、東京都足立区出身です。王子というのは北区、足立区のすぐ隣。そして私大阪プロレス入団する前は、王子のトレーニングジムに通ってました。田村さん、条件は全て揃いましたね!」
ビリーの思わぬ発言に田村は、
032
「ビリーさん!と言う事は、チケットたくさん売れるって事ですね!やったー!!!」
「またチケットかーいっ!!」田村の発言に再び全身でずっこけるビリー。
「ではビリーさん、是非王子大会出て下さい!
そして対戦相手ですけど…HEAT-UPの若手で一番勢いがある、岩本とシングルどうですか??」
リング上にいた岩本が手を挙げる。自信満々の岩本にビリーは
「田村さん!もうちょい他の選手にして貰えませんか?(館内爆笑)若くてピチピチしててガッチリしてるのは苦手なんです。(館内笑い)」
と冗談交じりで喜びを表現するビリー。かくして11月23日、HEAT-UP王子BASEMENT MON☆STARでのビリーケン・キッド対岩本煌史戦が正式に決定する運びとなった。

「よーし、じゃあ締めますか。」田村が大会を締めようとしたその瞬間。
「田村さん!田村さん!!」と叫んで入場口から新井健一郎が姿を表す。アラケンがマイクを握ると同時に、セミで敗れた石田慎也もリング上へ。
035
「何でも来年2月11日、大阪、興行決まったみたいですね!その日!僕もスケジュール空いてますんで!!(館内笑い)
悪いことなんて考えてませんよ。私は、大阪まで行って!いつものように田村和宏さんをしばいてしばいてしばいて、その後タコ焼き食って帰るだけじゃないですか!!まあ、そういう訳で2月11日、オファー宜しくお願いしますね。
お客様!2月11日大阪で、面白いもん見れますからね!是非来て下さいよ!」
と半ば強引に大阪大会への参戦を了承させるアラケン。更に
「名古屋のお客さんにどれだけ伝わってるかはわかりませんが、一週間前、東京は北区でやっている、いつもやっている王子大会の試合後に私はコメントで言いました。ね?
『名古屋大会で何か、起こるかも知れませんねぇ~?』って。
ちょっと私ね、他の試合も見てたんですけど…何か起こりましたお客さん?何か起こりました?起こってない。ああ起こってないんだ。
いやいやいややっぱ、ね、真面目しか取り柄のない田村和宏?わざわざ名古屋まで来て、たかが一生懸命試合して、最後ほんわかほんわかしたマイクして、それで終わりですか。こんなんで…」
037
と言いかけた所で田村が「何で入ってくるんだ!?」とアラケンに突っかかる。アラケンの胸ぐらを掴んで詰め寄る田村、「放せっつってんだろ!」と田村を突っぱねるアラケン、そこに走り込んでくるのは…何と石田慎也。田村に対してRKOをぶっ放したのだ!
更に肩にかけていたHEAT-UPタオルをポーンと放り投げた石田。「どういう事だ?」詰め寄る岩本を制するアラケン。そしてアラケンと石田はガッチリ握手!
038
「面白い事ってのはなぁ…こういう事だこの野郎!!」とアラケンが叫ぶと二人がかりで岩本を攻撃。倒れる田村と岩本を見てセコンドの近藤と兼平もリング内へ。軽くあしらったアラケンと石田は田村に串刺し攻撃から合体フェースバスターを決める。不意打ちにグロッギーとなった田村をニヤニヤと見つめるアラケンと石田。
「いや~、ねぇ!ISHIDAちゃん!これからよろしく頼むよ!」
再びガッチリと手を握るアラケンと石田…もとい、SHINYA ISHIDA。
042
「田村さん田村さん、私ね、彼がアメリカ行く前にちょっと相談されましてね。いつも東京で試合あるって呼ばれているけど、何かいつも岩本だけ、岩本だけな!上で使って貰って。だいぶ鬱憤たまってたらしいぞ。
今の(ビリー対岩本の流れ)聞いてたら!次の王子も?何、ビリーが来るっつったら、すぐ岩本ですよ!(ISHIDAを指差し)こんな素晴らしい選手がいるってのに、えぇ!?テメェホントによぉ、見る目がねぇなぁオイ!
いいかオイISHIDAちゃん、来月の王子、6人タッグも発表されてるけど、俺ら無宿、無宿マスク外して…勿論入って貰えますよね?田村!来月王子で恥かくぞこの野郎!!」
と、11月23日王子でのカードを変更したアラケン。
「長々と喋っちゃったけど、ISHIDAちゃん、名古屋地元でしょ?じゃあ、地元の皆さんにきっちりご挨拶した方がいいんじゃないですか?」
マイクを手渡されたISHIDA。
「田村さん…アナタって、ほんっとうにバカですよね。
確かに使って貰ったけど、東京にわざわざ行ったと思ったら?ねぇ、岩本だけ?上の試合に組み込まれる。そんなあなたの考えを、いや!このHEAT-UP団体全体を、僕が修正してやりますよ田村さん。次回からも宜しくお願いしますね。」
048
並んで戻っていくアラケンとISHIDA。うなだれる田村に館内からの「田村!」「田村!」の声が響く。
「くそ~…せっかくいい雰囲気だったのに!
あの、何かインテリレスラーみたいなあの野郎!!俺は…あいつ等もヒートアップさせて、更生させてやる!!
そして!東京!名古屋!大阪!いや、全国!!俺がプロレスでヒートアップさせてみせる!皆さんまだまだ!このHEAT-UP!応援して下さい!!」
046
田村自身も「色々ありすぎた」と言っている枇杷島大会。この日の締めはデビューを果たした兼平が、ある意味サクッと決めてみせた。
これで所属選手が三人となったHEAT-UP。入団を表明した山本裕次郎を含めると四人。今度は大阪にも照準を合わせる事となった。

“何が起こるかわからない”のが四角いジャングルの中。果たして次は何を見せてくれるのか。熱き男達の戦いは、果てることなく続いていく。

リングアナ&実況:弥武芳郎
会場解説:渡辺宏志
レフェリー:ミスター村杉(第1&第2試合)てっしー手島(第3試合以降)

Reported by 敷島博士

今大会のアンケートにご協力ください。宜しくお願いいたします。
【HEAT-UP11・2名古屋大会アンケート】

B!

You May Also Like