5・3HEAT-UP麻生区イベントプロレス試合結果


HEAT-UPプロレスリング in ふれあいフェスタ
日時:2015年5月3日(日・祝)
会場:神奈川・しらかし園内特設リング
観衆:イベント大会の為公表せず

▼イベント開始まで~オープニング
HEAT-UPとしては初となるイベント会場での試合。まるで夏のような日差しが照りつけたこの日、まずは近藤”ド根性”洋史とミスター村杉レフェリー指揮の下ファン有志と共にリング設営から行われた。
運営で多忙であった田村和宏も大事な場面で参加、途中からてっしー手島レフェリーや兼平大介も加わった事により順調に進んだ設営。午前9時30分には特設リングが完成していた。
午前10時となり、ふれあいフェスタが開始。徐々に近所の人々が集まる中、10時30分より職員バンド「バックオーライズ」の演奏。馴染みの曲を演奏し、集まった観客からは拍手が湧き上がっていた。
白鳥中学校合唱部によるプログラムを終え、いよいよHEAT-UPの出番。最初に田村、てっしーレフェリー、村杉レフェリー、そして弥武芳郎リングアナがリングに上がってプロレスのルールを説明。
直射日光に照らされ、高温になっていたリング上。ふと気づけば田村和宏以外のレスラーがリング上にいない…田村はてっしーレフェリーを捕まえると問答無用のボディースラムを敢行!ガッチリと片エビ固めでフォールすると、村杉レフェリーがカウントを入れる。3カウントフォールのルールを体を張って説明した。
次はギブアップ。フォールの説明の後てっしーレフェリーを支えていた田村だが、両足タックルから情け容赦なしのボストンクラブ!即座にタップするてっしー、駆け寄る村杉。
今度は反則。やる気満々の田村はてっしーにコブラクロー!村杉の反則カウント4で手を離す田村、これでルールのレクチャーは終了となった。本来であればリングサイドでこの光景を見つめていた玲央がお手本になってもおかしくなかったのだが…

▼第1部
シングルマッチ 30分1本勝負
○兼平大介(7分10秒 体固め)●近藤”ド根性”洋史
※雪崩式ブレーンバスター
晴天の日光をまぶしそうに入場する兼平、元気いっぱいで入場する近藤。4月25日の再戦となった両者の対戦、やはり握手を交わさない両者。てっしー手島レフェリーも「握手しようよ」とポツリ。
ガッチリとロックアップから始まる。ロープに押し込んだ兼平、クリーンブレーク。再びロックアップからロープに押し込んだ近藤、兼平の胸板に逆水平を一発。
近藤リストロックからヘッドロックと基本に忠実な攻め。ロープに飛ばされるがタックルで倒す。兼平のヒップトスを投げ返してアームホイップ。
近藤のドロップキックをすかした兼平、お返しのタックル。そこからボディースラムへ。「熱い!熱い!!」ボディースラムからのフォールを繰り返す兼平、その度に近藤はマットの熱に身体を押し付けられる羽目に。更に逆片エビ、技と熱でかなりキツかったがロープに手を伸ばす近藤。
その場飛びのドロップキックからブレーンバスターで反撃する近藤。コーナーに駆け登るとミサイルキック!青空の下で泳ぐ鯉のぼりの如く宙を舞った近藤。兼平の突進を初公開のスパインボムで切り返す。
そしてド根性デスロックへ。やはり高熱になっているリングマット、今度は兼平が味わう。ロープに手を伸ばして難を逃れたが、熱さのダメージも加わったのか立ち上がれない。「立て!」と待つ近藤。
突進する近藤をフラップジャックで投げ飛ばす兼平。ジョン・ウーから最近使い始めた側転エルボー。コーナーを背にして尻餅をつく近藤に低空ドロップキック、カウント2。
近藤の逆水平と兼平のエルボーが交錯、ローリングエルボーで優位に立った兼平がロープに飛ぶ。待ってましたと担ぎ上げた近藤がバックフリップ。体重を乗せた一撃だったがカウント2。
再びコーナーに駆け上がる近藤、しかし気づいた兼平が雪崩式ブレーンバスターを初公開。想像以上に熱のダメージが加わっていた近藤、この一発で兼平にカウント3を許してしまう。鼻血も出ていたらしい。
それでも観戦していたギャラリーからは大きな拍手が沸き起こる。「いつかこの対戦をメインイベントで」と言っている兼平、まだまだステージは始まったばかりなのだ。

▼第2部開始まで
日差しは強いが、木陰に入ると吹く風が心地よい。リング内ではCloverリガーナッツによるライブ、日本チアダンス協会による観客参加型ダンス、そして昨年8月29日の王子三連戦初日にも登場している”登戸のカリスマ”masa2setsによるライブが繰り広げられた。
masa2setsはあの日と同じく、HEAT-UPの為の曲を熱唱。会場内から大きな声援を受けていた。
気がつくと、先程まであんなに熱かったリングマットやロープが風のおかげか徐々に冷めてきている。15時30分、第2部の開催前にてっしー、村杉、弥武がリングに上がりルール説明。
フォールの説明時には村杉のフライングメイヤーがてっしーに、ギブアップの時には村杉のリストロック、反則の説明時にはマイクコードによるチョーク攻撃を繰り出した村杉。またもやてっしー手島が餌食となる。

▼第2部
タッグマッチ 20分1本勝負
○田村和宏&玲央(14分44秒 片エビ固め)●近藤”ド根性”洋史&兼平大介
※垂直落下式ブレーンバスター
またもや元気いっぱいで入場する近藤、テリー・ゴーディ張りにリング内を縦横無尽に駆け巡る…兼平はリングインを少々躊躇。
昨年8月31日、王子三連戦最終日以来の試合となる玲央、田村とのタッグは事実上初めて。そして兼平大介との対戦も初。多忙な玲央であったが身体のラインは少しも衰えていないのは称賛に値する。
田村はリングイン直前、何を思ったのかリングサイドにあったバケツの水を頭からかぶる。おそらくリングマットの熱さを和らげようとしたのだろうが…丁度いい温度になっていたリング内。
実況弥武芳郎、解説てっしー手島という本部席コンビ、これも実は初めてとなる。軽妙なやり取りが定評のコンビ、大いに試合を盛り上げた。
所属4選手によるタッグマッチは本戦では見られないプレミアマッチ。握手から両コーナーに分かれて試合開始。先発は玲央と兼平、片足タックルからアキレス腱固めを極めた兼平だが、玲央は膝十字で切り返して先輩の貫禄を見せる。
両軍交代、リング上での対戦はこれが初めてとなる田村と近藤。「ド根性ー!!」近藤が吠えると「うるせえっ!」田村も吠える。「これ、実況入れていいんですかね?」と弥武が言う位両者の掛け声が青空に響き渡る。
近藤の逆水平からチョップ合戦となる。やや優位に立った近藤がロープに走るが、田村はショルダータックルで近藤をなぎ倒して思わず拳を握る。エルボーから近藤をロープに振ってヒップトス、近藤が切り返してドロップキック!綺麗なフォームで決まると近藤もガッツポーズ。
二度目となる近藤&兼平のタッグ、田村への合体エルボー。兼平はボディースラムからアキレス腱固め。絞り上げる兼平、効かないぞと余裕を見せた田村だったが、「レフェリー、むっちゃ効いてる!」と慌ててロープに手を伸ばす田村。
近藤&兼平のダブルレッグスプレッドから近藤のボディープレス。「おっしゃー!ド根性やろがぁー!」と叫んで田村の立ち上がりを待つ近藤、逆水平で追い込んでいくが、田村はチョップと見せかけて近藤の顔面を掻きむしる。リングに上がったら先輩も後輩もないのだ。
近藤を場外に放り出す田村、両軍入り乱れての場外戦に突入。初めてプロレスを生で観戦する人々の前でやりあう両軍。近藤は玲央に踏みつけられて砂まみれに、兼平は田村に飲み物を冷やす容器の中に突っ込まれそうになる。
玲央と近藤、玲央は逆エビ固めからリバースインディアンデスロック、ボーアンドアローと繋いでいく。9ヶ月のブランクを感じさせない技の繋ぎ。田村はサッカーボールキックから近藤の胸板に低空ドロップキック、カウント2。観客を煽りミドル連打から串刺しエルボー。近藤はカウンターのドロップキックで反撃。
兼平に交代、田村と玲央をボディースラムで投げ飛ばす。ダブルのクローズラインをぶっちぎり、二人まとめてドロップキック。
田村に側転エルボーからフェースクラッシャー、リバースチキンウイング。
田村がカウンターのウルトラタイガードロップで逆襲すると玲央にタッチ。ショルダータックルを連打した玲央、エメラルドフロウジョンからみちドラⅡ。しかし兼平のフラップジャックで真っ逆さまに落とされてしまう。見る者をヒヤリとさせた一撃。
両軍交代、田村のブレーンバスターを投げ返した近藤はド根性デスロックへ。玲央は兼平がカットし、金星かと思わせたが田村はロープへ。串刺しエルボーの連携から久しぶりに繰り出したスカイラブ・ハリケーン!慌ててカットに入る玲央。
逆水平で田村を追い込んでいく近藤、ロープに振ってド根性ホームランを狙うが田村かわしてスリングブレイド。玲央のジャックハマーを挟んで田村ミサイルキック。ロープに飛んでランニング・ロー、片エビ固めはカウント2。
再び観客を煽る田村、コンビネーションから垂直落下式ブレーンバスターに繋いでピンフォール。勝ち名乗りを受ける際、「どうだ!」と観客を指差す田村。先輩の貫禄を見せつけた。

▼エンディング
清々しく握手を交わす両軍、田村がマイクを握る。
「しらかし園にご来場の皆さん、今日はありがとうございます!
プロレス、どうでしたか?楽しかったですか?(「楽しかったー!」と観客)ありがとうございます!(大きな拍手)
今日こうやってプロレスのリングを組んでやらせてもらったのは、僕のお姉さんがここしらかし園で働かせてもらっています。それで僕はプロレスで社会貢献をしたいと思いまして、盛り上げるために何かやらせてもらえませんかとお願いして、今回このような場を作って頂きました。園長、ありがとうございます(大きな拍手)。
僕はプロレスでどんどんどんどん、社会貢献していきたいです。そして地域を盛り上げたいと思ってますので、是非プロレスをやって欲しい!って言う人、僕の所に来て下さい!見積り出します!(会場笑い)
本当に川崎市多摩区とか麻生区とか、この辺を盛り上げていきたいので是非何かありましたら、HEAT-UPに声をかけてください。宜しくお願いします!!」
しらかし園とは、川崎市が国際障害者年の1981年に設立された社会福祉法人育桜福祉会の施設であり、田村和宏の姉が働いている場所でもある。田村はここで試合を行う事を熱望していた。
正確なイベント来場者数は数えられていなかったものの、延べ250名程の方々が来場されたという発表を聞き、イベントは大成功を収めたと言って良いだろう。
もちろん新百合ケ丘大会のPRも忘れない田村。来場していた子ども達が目に入った田村は、
「ちびっこ、よく聞け!ちびっこは(観戦)無料だ!!(大きな拍手)
いいかー、あとで住所と名前書いとけそこへ!(会場笑い)来なかったら連絡するからな!(会場笑い)今日面白かったら、是非新百合ケ丘も来て下さい!」
熱い口調で冗談を交えながらイベントを締めた田村。田村がリングを降りる時、兄妹で交わした握手は次回への希望が込められていたかのようであった。
麻生.tvの中継で録画放送として後日ON Airされる事となるので、そちらも是非ご覧頂きたい。
最後にHEAT-UPのメンバーはしらかし園、麻生.tv、参加したアーティストと共に一枚の写真に収まった。あふれる笑顔の中、次に向かってHEAT-UPは走り続けていく。
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